阪九フェリー 新造船 フェリーいずみ乗船記

こんにちはnaitya2000です。今日は久々にフェリーの乗船記を書きたいと思います。

仕事で大阪に行く事になり、フェリーマニアな私は、阪九フェリーで移動する事にしました。ＪＲ久留米から在来線快速列車に乗ります。車両は813系の編成で、今朝イギリスから帰国後で疲れていたせいか、ずっと爆睡していました…。結局小倉駅には、15時34分に到着しました。

小倉駅北口から阪九フェリーの無料送迎バスに乗りこみます。しかし、いつも停車する停留所に停車せず、何故か名門大洋フェリー送迎バスが停車する貸し切り駐車場に停車しました。車両は、一般的な西鉄路線バス車両です。しかも、16時10分発なのに15時50分に発車しました…。訳がわかりません。

車内は、ビーナストラベルの団体客が乗っています。門司駅を経由して、16時30分前に新門司港のフェリーターミナルに到着しました。

フェリーターミナルは、団体客で混みあっています。新門司港から泉大津港まで乗船手続きを行います。マリンメイトクラブ会員カード（阪九フェリーの会員カードです。）で2割引きとなり、デラックスシングル利用で、8800円でした。今回はゆっくりステイを利用します。今日は濃霧の為、遅れるおそれがあるとの事。

これから乗船するのは、阪九フェリーの新造船フェリーいずみです。今年１月に新造され、４月になって乗船する事ができました。久しぶりの阪九フェリーです。

乗船すると船内は、まさにホテルでした。内装は落ち着いた雰囲気です。船内はエレベーターもあり、太平洋フェリーのいしかり・きそみたいです。フェリーいずみは、太平洋フェリーいしかり・きそと同じ三菱重工下関製です。

客室部分は３階建てになっており、デラックスシングルは、ロイヤル・スイートがある最上階にありました。船室は液晶テレビ・洗面台付きで、やまと・つくしの２等指定Ａより広いです。液晶テレビは、地上デジタル放送とＢＳが見れます。浴衣・タオル、歯ブラシ等１等並みのサービスです。

船室で落ち着いた後、最上階にある展望浴場に入りました。フェリーいずみでは、瀬戸内海航路フェリー初の露天風呂付きです。

脱衣場が非常に広々としており、ロッカーは無料で鍵付きです。ドライヤーも３台ありました。浴場はいっぱいでしたが、洗い場も１人ずつ仕切りがあり広々としています。露天風呂は、新日本海フェリーすいせん・すずらんより広いと思われます。

入浴後、外部デッキに出て出港シーンを見届けました。後方にはオーシャン東九フェリー・おーしゃんのーすが停泊しており、ちょうど荷積み作業を行っています。

出港後、２階レストランで夕食をとりました。今日は団体客が多いせいか、入口は長蛇の列です。フェリーいずみのレストランは、カフェテリア式です。

今回は、ホルモン鉄板・シメサバ・おでんを選びました。熱々のホルモン鉄板が、ビールにぴったりです(^^)。おでんは、若干薄味でした。

夕食後、１階売店にて阪九フェリー定番のパイシューを購入しました。なお購入時に事務長さんより、現在来島海峡が霧で規制閉鎖されており遅れるとの事…。今春は濃霧による遅れが多いようです。

1階に設置されているマッサージで15分200円で凝りを癒した後、船室に戻りました。

船室に戻って、先程買ったパイシューを食べながらテレビを見ます。旅疲れが重なり、19時頃には爆睡してしまいました…。

22時前に、消灯案内の船内放送で目が覚めました。幸い来島海峡の霧による通航規制は解除され、泉大津港は定刻着との事。本当によかったです。安心して再び寝つきました。

翌朝は、５時頃船内放送で目が覚めました。疲れていたせいか、ぐっすり寝たようです。外部デッキに出ましたが、まだ真っ暗です。船内は下船客でバタバタしているので、船室でテレビを見ながら旅行記を書いてくつろぎます。







６時頃下船客が落ち着いた頃に、２階レストランで朝食をとりました。今回は定番の朝カレーセットにします。ちなみに消費税８%なのに内税です。阪九フェリーさん頑張っています。

今日はゆっくりステイ利用客が多いようで、６時過ぎてもレストラン利用客が結構います。窓側お一人様席で食事しました。

ゆっくりステイの下船は、７時30分からでした。身支度もゆっくり出来て、本当に助かります。下船時、事務長さん曰く、フェリーいずみが来島海峡通過１時間前に、濃霧閉鎖は解除になったようです。大半が団体客で、個人のゆっくりステイ利用客は、私を含めて３人でした。南海泉大津駅までは、相乗りタクシーで10分で到着しました。

阪九フェリーは、新造船になって、より快適になったと思います。神戸港発着のフェリーつくし・やまとも快適なので、今後も積極的に利用したいと思います。

以上、naitya2000でした。