naitya2000


2009年11月8日日曜日

秋の西瀬戸内海フェリー旅行記4

こんばんはnaitya2000です。今日は旅行記の最終回を書きたいと思います。

 16時30分広島発松山行スーパージェットを見送った後、きれいなお姉さんの いるきっぷ売場で17時発の松山行フェリーの旅客乗船券を買います。しかし、乗船券購入時にフェリーと言っているのに、「スーパージェットですか?」と言われました…。松山まで3200円で、スーパージェットの約半分の運賃です…。

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 松山行フェリー乗り場は、広島港の一番端10番乗り場でした。既に10人程待っています。広島~松山を結ぶフェリーは、石崎汽船と瀬戸内海汽船の共同運航で今度乗船する17時発松山行きのフェリーは、瀬戸内海汽船の予定です。しばらく待つこと、入港してきたのは瀬戸内海汽船の600トンクラスのフェリー「四万十川」でした。すかさず、入港シーンを撮りまくります。 

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 入港して下船客が降りるとすぐ折り返し松山行となり、乗船となります。今回、初めて乗船した四万十川の客室部分は、2階構造になっており、1階部分の前方にリクライニングシートとラウンジ、真ん中部分に売店と座敷席、後方が外部デッキになっています。ただ、フェリーにしては、座敷席が狭く、10人も横になったらいっぱいになる広さでした…。

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 2階部分はマッサージ機も設置されたゲームコーナーと女性専用室になっています。なお、売店はビール・おみやげ・つまみ等品揃えが豊富で、うどんやおでん等温かい食事も提供され充実しています。トータル的には、中距離航路としては非常に充実した船内設備だと思います。 出港後、まず売店で缶ビールとおでんを買い船室のテレビを見ながら、一人楽しみました。おでんは1個いくらではなく、1人前小さめのおでん7個450円で、ビールにはぴったりの量で味も染みていておいしかったです(^^)。 

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 その後、ほろ酔いかげんで外部デッキに出ると、すれ違う瀬戸内海汽船のフェリー「石手川」とすれ違った後、ちょうど呉港に到着しようとしていました。薄暗くなる中、入出港シーンを見届けます。呉からは、乗用車が4台と旅客が10数名乗船しました。船内は60名程の乗客とトラック2台、乗用車7台が乗っているようです。出港後、すれ違う貨物船等を撮影した後、船内に戻るとロビーに高速無料に関する署名用紙と投函箱が備え付けられていました。フェリー好きの私はすぐに署名しました。なお、箱の中には既に署名用紙が何枚か既に入っていました。 

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 しばらくすると、この広島~松山航路の難所である「音戸の瀬戸」に差し掛かると船内放送が入りました。すぐに外部デッキに出て見ると、関門海峡よりさらに狭い島と島の間を暗闇の中、徐行して通過して行きます。船後方には、広島17時30分発のスーパージェットがぴったりと付いてきてきます…。すごい迫力です!「音戸の瀬戸」通過後、後方のスーパージェットがごぼう抜きしていきました…。 

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 辺りが真っ暗となったので船内に戻り、ゲームコーナーにあるマッサージ機(15分200円)でコリをほぐし、くつろぎました。くつろぎモードで船室に戻り、リクライニングシートに腰かけているうちにうとうと寝てしまいました…。目が覚めた時には、もう松山でした…。松山19時50分着。 

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 朝と同じ松山観光港に戻り、20時30分から21時55分発の小倉行フェリーの乗船手続きを行います。行きと同じ2等座敷ひまわりカード利用で2520円…安すぎます…。 

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 乗船手続後、搭乗桟橋から松山観光港を先に出港する21時10分発大阪行さんふらわあこがねの荷役作業を見届けながら時間を潰しました。さんふらわあこがねにたくさんの大型トラック、シャーシが乗り込んでいきます…。出港直前に20代カップルが小走りに乗っていきました…。 

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 さんふらわあこがねが出港後、21時55分発小倉行フェリーの乗船口に並びました。既に列が出来ています。途中、係員より最終の高速船スーパージェットが通った後の引き波が落ち着くまであと5分待って欲しいと案内がありました。結局、乗船開始は21時30分頃でした…。 

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 行きと同じフェリーくるしま2に乗船すると、まずは荷物を今夜の寝床となる客室2階部分の大部屋414号室に置きました。行きと同様3階大部屋416号室は、乗客がそれほど多くないようで閉鎖のようです…。 

 荷物を置いた後、さっそくお風呂に入りましたが、既に先客がいました…。ただ、中距離航路でお風呂に入れるのは、本当に助かります(^^)。 

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 入浴後、売店でロング缶の缶ビールに行きと同じくおでんと今回はじゃこ天うどんを頼みました。やはり、関西汽船のおでんはおいしいと思います♪。じゃこ天うどんも麺の量が多めで、充分夕食になります。 

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 ただ、この日の団体客は食料持ち込み客が多く、客室乗務員さんが気の毒でした…。なお、売店でカップ酒2本とおでんを買って、一人ぐびぐび日本酒を飲みながらおでんを食べている50代のおばちゃんを見て「かっこいい」と思いました…。 

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 遅い夕食後、外部デッキで暗闇の瀬戸内海をしばらく眺め、疲れていたせいか消灯の23時に船室に戻り眠りに入りました…。 

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 翌朝は、4時10分に船内照明が点き、女性客室乗務員の船内放送で目が覚めました…。なお、関西汽船の船内放送は全く「テープ放送」を使っていません…。身支度をして外部デッキに出ると、ちょうど関門海峡を通りすぎた所でした。 早朝なのに、外部デッキで暗闇の景色を眺めている人がちらほらいます…。暗闇の中、小倉港入港シーンを見届け着岸を確認下船口へと向かいました。小倉5時10分着。定刻より10分遅れでした。 

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 暗闇の中に浮かぶフェリーくるしま2を眺めつつ、小倉フェリーターミナルを去り、歩いて10分程で小倉駅到着。駅近くのマクドナルドで朝食をとろうとしたら、早朝なのに何故か行列でした…。仕方なく、近くに吉野家を見つけ納豆定食370円を頼み、早い朝食をとりました。たまには吉野家の朝食もいいな♪と思いました。 

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※吉野家の納豆定食で朝食。

 朝食後、5時50分発福岡行高速バスなかたに号に乗り込むと、早朝と言うのに10人程乗車していました。乗車後、小倉南ICまで起きていたものの、いつの間に爆睡してしまい目が覚めた時には福岡都市高速を走っていました…。しかも、どしゃ降りの雨だったりします…。福岡天神バスターミナルには7時20分頃到着。こうして、今回の船旅は終わり自宅へと戻りました。


これで今回の旅行記は終わりです。4回にわたる旅行記を読んでいただきありがとうございましたm(__)m。以上、naitya20000でした。

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