naitya2000


2012年7月11日水曜日

親子で船と鉄道の旅3「帰りもやっぱり阪九フェリー・フェリーやまと」

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の最終回を書きたいと思います。

なんばOCATのバスターミナルから、16時発阪九フェリーの送迎バスに乗り込みます。OCATのバスターミナルは、いわゆる高速バス乗り場です。乗車したバスは、岸和田観光のハイデッカー・観光バスで、料金箱もしっかりついてました。前払いで400円です。

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バスは私と息子を含め6~7人ほどの乗客を乗せ、雨の中阪神高速をひた走ります。約40分ほどで、泉大津港に到着。正直、便利で早いので利用価値が高いと思います。ちなみに、南海電鉄で泉大津まで行くと430円かかり、そこから無料送迎バスに乗るより安くて早いのでオトクだと思います。

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さっそく、乗船名簿を書き乗船手続きを行いましたが、すんなり終わりました。今日はツアー客の団体が乗船するようです。雨の中、まずはこれから乗船するフェリーやまとを撮影し、乗り込みました。

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フェリーやまとの客室部分は3階建て構造になっています。1階部分に、ロビー・売店・案内所・ゲームコーナー・カラオケルーム・キッズルーム・2等座敷・2等A個室・2等B1人部屋があります。2階部分には、レストラン・1等洋室・1等和室・2等指定B4人部屋があります。最上階の3階部分には、特等と展望浴室があります。船内はさすが阪九フェリーのフラッグシップだけあり、設備が充実しておりきれいです。

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さっそく、案内所で今回の寝床である1等和室120号室の鍵を貰い船室に入ります。1等和室は3人部屋で、洗面台・ロッカー・ちゃぶ台・座椅子・液晶テレビと一通り揃っています。なお、テレビのリモコンは、説明書があるものの、チャンネルが多すぎてわかりにくかったりします。

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当然、お茶セット・浴衣・タオル・歯ブラシ・かみそりなど全て揃っており、手ぶらで乗っても大丈夫です。室内もきれいで、和室はやはり落ち着きます(^^)。ただ、3人部屋とは言っても、2人で寝るのがちょうど良い広さで、4人家族で乗る場合は和室が2部屋必要な気がします・・・。

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船室でしばらく落ち着いたのち、まずは息子とお風呂に入りました。乗船してすぐお風呂に入るのが私の定番なんですが、あいにくツアー客の団体とドライバーさんにバッティングし満員でした。。。しかも、100円返却式のコインロッカーにもかかわらず、100円を使わずに利用しているお客が多いのには閉口してしまいました。。。出来れば、ロッカーのわかりやすい場所に注意書きの張り紙をして貰えば助かりますm(__)m。なお、脱衣場に冷水機があるのは、非常に助かります。

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入浴後すぐにレストランに向いましたが、既に行列が出来ていました。。。息子と最後尾に並びます。フェリーやまとのレストランもカフェテリア式で、今回は息子と野菜鉄板・とり天・おでん・サラダ・コロッケ・鯨かつの組み合わせを選びました。

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食べてる途中、息子がコロッケを床に落とし、私が説教をすると言う「アクシデント」はあったものの、野菜鉄板はバリ旨で、楽しい夕食でした(^^)。当然、最初はビールを飲み、焼酎の水割りで〆ました。

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夕食後、売店でパイシューを買おうとしたところあいにく売り切れ・・・。ダメもとで客室乗務員のお姉さんに確認した所、15分ほど待ってもらえば用意できるとの事。助かりました(^^)。すごくいいサービスです。おかげさまで、息子の分を含むチョコパイシュー(180円)2個買う事が出来ました。さらに、事務長さんから息子に阪九フェリー歴代船が載った下敷きを頂きました。感謝感謝です(^^)。

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売店でお土産を物色した後、ゲームコーナーにてパチンコを2ゲームほどやりましたが、あえなく撃沈。。。船室に戻り、チョコパイシューを食べながらテレビを見ながらくつろいだ後、20時過ぎには寝てしまいました。。。子供づれだと、健康的になります(^_^.)。なお、今回は船内で「ゆっくりステイ」を申し込み、明日は朝6時到着のところ、7時半までゆっくりできます。

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翌朝、息子に5時過ぎに起こされてしまいました。。。身支度をして、ロビーに行ってみると阪九フェリー名物の船内焼きたてパンが売られていました。トイレに行こうとした所、到着前と言う事もあり「ラッシュ」でした・・・。この時、新日本海フェリーの新造船の1等船室全てにトイレがある意味がわかりました・・・。

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外部デッキに出てみると雨はやんでおり、すがすがしい朝です。着岸まで外部デッキで撮りまくっていました・・・。息子は、最上階の阪九フェリー歴代船パネルを見入っています。

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到着後、乗客が下船で混み合っているロビーを横目に、レストランで朝食をとりました。がらんとしたレストランで、私は朝カレーセット450円・パン好きの息子はモーニングセット500円でした。朝カレーは、でかいお肉がゴロゴロ入っておりオトクです。このボリュームは、朝からがっつり食べたい人にはピッタリです。

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朝食後、外部デッキに出てみると、後方に東京発のオーシャン東九フェリー・おーしゃんのーすが到着していました。7時半まで売店をぶらつき、息子はキッズルームで遊び、船室でゆっくりテレビを見たりして時間をつぶしました。ある意味、小さい子供を連れた家族連れには、トイレや食事に時間がかかるので、いいシステムだと思います。実際、数家族が利用していました。

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結局7時半に下船し、送迎のワゴンでJR門司駅まで無料で送っていただきました。本当にいいサービスだと思います。JR門司駅から小倉まで1駅のみJRに乗りました。415系の普通に乗り、5分ほどで小倉到着。

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小倉からは、久留米駅の高速バスに乗ります。車内では、息子ともども爆睡し朝10時前に西鉄久留米に到着しました。私の場合、一人旅なら2等座敷席でも充分ですが、家族と乗る時には、今回利用した1等がゆっくり出来てオススメだと思います。個人的には、家族4人が1部屋でゆったり寝れる和室があればいいな・・・と思ったりします。

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今後は、息子との船旅もしていきたいと思います。以上、naitya2000でした。

2012年7月8日日曜日

親子で船と鉄道の旅2「新日本海フェリー新造船すずらん内覧会」

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の2回目を書きたいと思います。

朝は息子の声で、6時に目が覚めました。外は薄暗く雨が降っています。外部デッキに出てみると、はるか前方に明石大橋が見え始めていました。私としては、しばらく外部デッキにいたかったんですが、息子がどうしても「レストランに行きたい!」との事なので、止む無くレストランに向いました。やはり、子供が優先です。レストランと売店は、朝7時からのオープンです。

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レストランは既に行列になっており、今回は親子ともどもおかゆセット(400円)を選びました。昨夜は昨夜で結構食べてるので、これぐらいに抑えた方が良さそうです・・・。なお、レストラン内は中国人団体客もいらっしゃるせいか賑わっています。なお、今日乗船している中国人団体客はそれほどマナーも悪くないようです。

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朝食を食べてる最中に、明石大橋を通過します。外は雨が強く、窓には雨粒がたくさんこびりつき、見づらかったりします。。。朝食後は船室に戻り、息子はテレビを見て楽しんでいます。やはり、1等船室は、家族連れにはくつろげます。

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雨降りしきる中、神戸港着岸時は外部デッキに出ました。既に、大分からさんふらわあぱーるが停泊しています。定時8時30分神戸港到着。到着したフェリーせっつを撮影した後、神戸フェリーターミナルから阪神御影駅まで送迎バス(220円)に乗って移動しました。

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御影のバス停で、船友達のTさんと再会です。これから、息子が乗りたがっていた阪神電車に乗ります。阪神電車と言っても、特急や急行ではなく、普通電車に使用しているジェットカーが目的だったりします。乗車したのは、ニュージェットカーである5500系ではなく、5001形のほうでした。

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ジェットカーで尼崎まで乗車し、尼崎から阪神難波線に乗り換え九条まで行きます。これから、今回の旅のメインである新日本海フェリー新造船・すずらんの内覧会に参加します。

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大阪港に到着し、停泊している新日本海フェリー・すずらんの内覧会に参加する長い行列に向います。ここで、船友達のFさんに合流し、内覧会の参加券を譲って頂きました。Fさんありがとうございましたm(__)m。

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さっそく、長蛇の列と共に船内に入ります。まずは、いわゆる一番安い船室であるツーリストAは、従来の寝台から大きく変わり、半分カプセルベッドタイプになりました。上段でも、はしごや落下の危険が大幅に軽減され、すごくいいと思います。

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※ツーリストA下段

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※ツーリストA上段

1等船室にはバスは付いてませんが、全てトイレ・洗面台付となっているのが印象的でした。スイート・ジュニアスイートと上級船室も見学しましたが、ある意味私には無縁の別世界でした。。。まさに、高級ホテルです。いつかは利用したいと決意したりします・・・。

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※1等洋室

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長時間待った挙句のブリッジ見学は、息子の楽しみだったようです。思ったより広めで真新しい青をベースとした機器類が印象的でした。おもわず、写真を撮りまくりますが、人が多すぎます・・・。

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ブリッジ見学後、立派なシアタールームに驚いた後、フェリー初?の露天風呂にはおったまげました。。。今年9月に乗船予定なので、今から楽しみだったりします。なお、スポーツルーム・レストラン・グリル・カフェと盛りだくさんの充実ぶりは、さすが新日本海フェリーです。

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※シアタールーム

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※フェリー初?露天風呂

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最後に、車両デッキに設けられた屋台で買ったビールを飲み、息子はジュースをがぶ飲みでした。。。内覧会が終わった時点で、船友達のTさんとFさんと別れました。今回はお二人ともありがとうございましたm(__)m。

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内覧会終了後、天保山マーケットプレイス内の「なにわ食いしんぼ横丁」で昼食を食べるべく行ってみますが、どこもいっぱいです。。。結局、「ドタバタ家」と言うお店で焼きそば(300円)で軽く済ませました。300円にしては、まともな焼きそばで、ある意味結果オーライです。

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昼食後、息子と無料で乗船できる大阪市営渡船の天保山航路に乗るべくと船場に向います。あいにく船が出てばかりで、日本一低い山である天保山を見学して時間をつぶしました。

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天保山航路の渡船はいわゆる生活航路で、USJの外人キャストや地元客が自転車で乗り込みます。そんな中、停泊中のすずらんを撮影すべく、船上から撮りまくります。結局、桜島側では下船せず、往復してしまいました・・・。

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渡船に乗った後、大阪港から珍しくなんば行きの市営バスに乗ってみました。始発なので、最後部に座る事が出来ましたが、座席が熱くてたまりません。。。車内は、途中からどかどか乗客が乗り込んで来てずっと満員です。まさか、こんなに混むとは思いませんでした・・・。約40分ほどでなんばに到着。正直、疲れました・・・。

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なんば到着後、地下街を通りながら時間をつぶします。途中、串カツ屋さんが目に入ってしまい、思わず食べたくなりますが、もうそんな時間はありません。。。地下街を抜け、JR難波駅があるなんばOCATに到着しました。

次回が最終回となります。以上、naitya2000でした。