naitya2000


2010年12月30日木曜日

冬の北海道フェリーと鉄道旅行記その1「JALと北海道鉄道乗りつぶし」

こんにちはnaitya2000です。今日から4回に分けて2010年12月23日~27日までのフェリーと鉄道の旅について書きたいと思います。

朝7時西鉄久留米駅は濃霧でした…。乗った福岡天神行急行も5分遅れの到着。幸い祝日のせいか座れたものの、福岡天神には10分遅れの到着。地下鉄に乗り換え福岡空港に着いたのは、8時30分前でした…。早めに出発して良かったです…。

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福岡空港JAL搭乗カウンターにて、インターネット予約していた分の搭乗手続きを行います。札幌まで旅割で18000円激安です…。ただ、これから乗る9時発札幌千歳行JAL3515便は、北海道の荒天(雪)により「条件付き」となり、場合によっては、東京羽田に到着する場合もあるとの事…。波乱を含んだ旅のはじまりです。

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札幌千歳行JAL3515便は、ボーイング737-800の新型機で私にとってはラッキーです。霧も晴れ好天の福岡を若干遅れて離陸しました。機内はほぼ満席です。先日社員の整理解雇が発表されたJALですが、是非頑張って欲しいものです。

離陸時にIPODと電子機器を使い続ける一見真面目で若い暗そうな兄ちゃんがいたので、「兄ちゃん。やめんね。」と思わず注意してしまいました…。一見真面目そうな奴に限って、とんでもなかったりします。機体安定後、ドリンクサービスやキャンディなど配られ、いつものJALらしさにほっとします。

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結局、札幌千歳空港には、定刻より約20分程遅れて到着。着陸時に機内では拍手がわきました。千歳空港は辺り一面白銀の世界で吹雪でした。

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札幌千歳空港内にある「雪あかり」というラーメン屋で味噌ラーメン840円を昼食として食べました。5分程で来たラーメンは、白ねき・もやし・大きなチャーシュー2枚に黄色がかったちぢれ麺でした。麺はコシがあるものの、スープは若干辛めで「普通」でした…。日頃、福岡で500円以下のラーメンを食べている私にとは高く感じます。

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昼食後、これからJR北海道の鉄道を乗り潰す事にします。新千歳駅にてJR普通列車乗り放題の道央1日散歩切符(2200円)を買うべくみどりの窓口で購入しようとした所、長蛇の列でした…。

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12時19分発快速エアポートライナーは、札幌から旭川行特急スーパーカムイに変わる列車なので、785系でした。少しラッキーです(^^)。旅行運が上向いて来たのでしょうか?3分程で南千歳に到着し、12時31分発苫小牧行の普通に乗り換えます。閑散とした721系に乗り20分程で苫小牧に到着。車窓から広がる雪景色が、嬉しかったりします。

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苫小牧からは、東室蘭まで13時4分発函館行スーパー北斗・キハ281系に乗り込みました。乗車券+自由席特急券で2140円程の出費ですが、これからの乗り潰しプランをフォローするには、賢明な選択だと自分に言い聞かせます…。車内は満席でしたが、ラッキーなことに1席だけ若いお姉さんの横が空いていたので、すかさず座りました。30分程で東室蘭到着。58キロを32分で走るとは、ディーゼル特急では化け物だと思います…。

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東室蘭から降りたホーム向かいの13時45分発長万部行キハ40系単行に乗り込みます。車内は、祝日なのに通学の高校生でいっぱいです。幸い1席分空いていたロングシートに座り事なきを得ました。

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発車した長万部行普通列車は、高校生の集団で賑やかです。伊達紋別である程度の高校生が降りたと思ったら、また高校生の集団が乗り込んできました…。洞爺でほとんどの高校生が下車し、閑散かつのどかな車内になりました。途中、秘境駅で有名な小幌駅を車窓から撮影し、15時14分長万部到着。

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長万部駅を降りてみると、コンビニを含めあたりはまともなお店がありません。散策は10分程で切り上げ、駅のキヨスクで缶ビールとツマミを買い、1杯やりながら旅行記を書いて時間を潰しました。

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長万部16時33分発小樽行普通列車は、キハ150の単行でした。車内は15人程でしょうか?何故か外国人が多かったりします。ニセコに行くのでしょうか?冬至の為、日の沈んだ雪積もる山間を列車は走ります。心地良いエンジン音と振動が子守歌となり、うとうと寝たり起きたりの繰り返しでした…。

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倶知安で4分程の交換停車があり、どっと乗客が乗り込みました。列車は雪の中、快調に飛ばし、終点小樽に19時13分定刻に到着しました。

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これから小樽19時28分発普通に乗り換え、札幌へと向かいます。これまたラッキーなことに、721系のUシートが自由席として利用出来るとの事。札幌まで快適な一時を過ごしました。

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札幌到着後、地下鉄ですすきのに移動し、駅から歩いて3分程の回転寿司「ぱさーる」に夕食として入りました。このお店は、JALの機内でもらったガイドブックに掲載されていて是非行ってみようと思った次第です。

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店内は空いていて、逆に直接板前さんに注文しまくり、トロサーモン、生ほっけ、ほっき貝、そいのあら汁等に生ビールを頼み、食べまくりました。しゃりは少ないものの、ネタは大きめで、特に生ほっけ、トロサーモン、そいのあら汁は、バリ旨でした。腹一杯食べ、生ビール1杯飲んで3060円は安いと思います。


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夕食に満足した後、地下鉄すすきの駅から歩いて5分にあるカプセルホテル「アビネル」にチェックインしました。今回はデラックスカプセルルーム朝食付で3600円(ネット予約割引利用)です。

※アビネルホームページ
http://www.avinel.jp/

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デラックスカプセルルームは、カプセルルーム自体が大きめでゆったりしています。しかも小さな机が横にあり1部屋単位でカーテンにより仕切られているので、通常のカプセルルームよりプライバシーが保たれる構造です。結局、露天風呂付大浴場でくつろぎ眠りに入ったのは、夜11時過ぎでした。

続きは、年明けに書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

2010年9月29日水曜日

阪九フェリー フェリーニューながと お別れ乗船ツアー 2

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の続きを書きたいと思います。

目が覚めたのは、6時過ぎでした。途中、2回程目が覚めたものの、爆睡していたようです。すばやく身支度し、外部デッキに出ます。青空のもと広がる瀬戸内海がきれいです。しばらくすれ違う貨物船を撮影しました。

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ロビーで船内で焼かれたパンの販売を横目にレストランに向かいます。驚いた事に行列が出来ていました…。今後は私自身、阪九フェリーの朝食では定番になりつつある朝カレーセット480円にしました。ちなみに後ろのおじさんも朝カレーを続けて頼んでいました…。朝からしっかり食べたい人には安くてお薦めのメニューです。 

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朝食後、明石大橋通過の船内放送にあわてて、外部デッキに出ました。既にたくさんの人が外部デッキに出ています。私自身、今まで明石大橋を何度か通過しましたが、やはりいいものです。ちょうどタコフェリーのあさしお丸とジェノバラインの高速船レッドスター2がすれ違ったので、撮りまくりました。

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 明石大橋通過後、ほとんど外部デッキで過ごし約20分遅れで神戸港に到着しました。前方には、既にさんふらわあごーるどが停泊しています。他のツアー客や一般客が下船した後、フェリーニューながとの機関室・ブリッジの見学が行われました。

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 まずは3班に別れ、私のいる班はまず若い機関士さんに連れられ最下部にある機関室の見学を行いました。エンジンの熱気がこもる機関室で若い機関長さんによる説明があり、いくつか質疑応答がありました。その中で、新門司~神戸片道で燃料(C重油)ドラム缶150本もの燃料を消費すると言う話や、ニューながとはもう「お婆ちゃん」なので、70%の出力で航行しているなど興味津々な話を聞くことが出来ました。なお、機関室は場所が場所と言うこともあり撮影禁止でした。

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 その後、あこがれのブリッジ見学を行い、ざっくばらんな航海士さんの説明と穏やかな感じの船長さんの説明が対照的で楽しかったです。そして、ブリッジ見学中に突然目の前に「おれんじ8」が入港してきたので思わず撮りまくりました・・・。ブリッジも見れて、しかも珍しいおれんじ8も神戸港入港とまさにウハウハです・・・。最後に船長さんと記念撮影をしました。

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 ブリッジ見学後、フェリーターミナルから貸切バスに乗り込む時、貸切バスの前に何故か見覚えのある顔が・・・。実は船好き友達のTさんが、わざわざを見送りにフェリーターミナルまで来てくれたのでした・・・。とんだサプライズに驚きとともに同じ趣味の友人を持てる事にただただ感謝です。

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 10時過ぎに貸切バスで阪神高速を走り通天閣へと向かいました。車内ではニューながと建造時の貴重なビデオが流され、船好きの私には興味深いものでした。約30分で通天閣に到着。ここで、約1時間半の昼食時間をかねた自由時間です。

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 いざ、通天閣を観光しようと入ってみると、見学するだけで40分待ち・・・。どうやら、エレベータに乗れる人数が少なく、スピードも遅いようです。。。結局、通天閣を見るだけで約1時間かかってしまい、残りの30分を近くの「串かつじゃんじゃん新世界本店」と言う串かつ屋でバタバタ昼食をとりました。串かつは揚げたてで美味しかったんですが、次回の船旅でゆっくり食べようと誓いました。

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 通天閣観光後、バスに再び乗り大阪城公園へ15分ほど乗って移動。貸切バス駐車場より添乗員さん先導で15分ほど歩き大阪城天守閣へと向かいます。天守閣の見学料はツアー代金に含んでいる為、見学します。しかし、天守閣内がいわゆる鉄筋コンクリート造りで古き良さの趣きが無いのが拍子抜けでした・・・。
なお、見学客が中国人が多かったのが印象的でした。

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 大阪城公園見学後、最後の観光地「道頓堀」へと向かいます。道頓堀での自由行動時間が約1時間しかなく、後ろのおばさんは不満を漏らしていましたが、いかんせん団体行動のツアーですから仕方がありません。実家が奈良の私は、とりあえず他の顔なじみになった初老の男性2人と道頓堀から難波まで散策して時間を潰しました。

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 集合時間には早めにバスに戻ったものの、1人だけ戻ってきません・・・。結局、約10分遅れで80代の男性が添乗員さんに連れられて戻ってきました・・・。どうやら、早めに戻ったものの時間があるので近くをぶらついたら迷子になったとの事・・・。英語ペラペラのインテリの方らしいのですが、そのような面がある意味「人間らしさ」を感じました・・・。

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 ひとまず安心してバスは出発し、阪神高速を走り約30分ほどで泉大津港に到着しました。今から、帰路・新門司へフェリーつくしに乗船します。
  

次回が今回の旅行記最終回です。続きはまた明日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。