naitya2000


2024年1月23日火曜日

タイ南部鉄道旅行3日目「夜行寝台列車でハートヤイ到着後、折返し非冷房旧型客車・普通列車でスラタニへ」

 こんにちはnaitya2000です。今日は、タイ鉄道旅行記3回目・3日目を書きたいと思います。

昨夜は早々と寝たせいか、起きたのは深夜3時30分頃チャイヤー到着の頃でした。揺れはあるものの、列車はかなりとばしていた感じがします。時刻表を確認すると、定刻より15分程遅れているようです。なお昨日のピンクライン程では無いですが、冷房が強めなので、長袖シャツを着ています。

次のスラタニには定刻15分遅れの4時5分に到着。早朝ですが、ぱらぱら乗客が降りていきます。発車後、かなり飛ばすせいか、かなり揺れます。速度アプリで計測すると、最高時速90キロ出ています。なお去年12月頃から南線は複線化が進み、大幅な所要時間短縮となっています。とは言うものの、タイ国鉄定番で定刻より約15分程遅れています。



再び約1時間程寝て、6時頃トゥンソン・ジャンクションに到着。トゥンソン・ジャンクションから物売りおじさんおばさん達が乗り込んで来たので、朝食としてガパオライス40バーツ(168円)を購入します。お釣り10バーツ誤魔化されそうになりました^⁠_⁠^。安旨です。食後にコーヒー20バーツ(84円)も購入し、頂きました。



定刻より約15分程遅れて6時59分チャウワットに到着。このあたりは、単線のままです。やっと日が昇り、朝日が眩しいです。男性客室乗務員が、ベッドを片付けます。寝台車には、必ず1両に1人客室乗務員が乗っています。歯磨き・トイレ等を済ませ、旅行記を書きながら、時々車窓から熱帯ジャングル・水田を眺めます。なおトイレは和式・洋式両方あり、昔ながらのたれ流しです^⁠_⁠^。



パッタルンには、定刻12分遅れの7時43分到着。すぐに発車します。朝になってから、物売りおばさんの行き来が激しいです。なお朝食のガパオライスが思った以上にボリュームがあり、これ以上食べるのは、控えます。タイ国鉄は車内放送がなく、主要駅は客室乗務員が、地声で到着駅を案内していました。

ハンタオには、定刻25分遅れの8時27分到着。次第にタイ国鉄らしく、遅れが大きくなってきました。車内では、客室乗務員が寝台の片付け・明日の準備・ゴミ収集・掃除をしています。車両は古いですが、こまめに綺麗にしてくれます。




目的地ハートヤイには、定刻より30分遅れの9時18分に到着しました。これから先、タイ南部マレーシア国境エリアは、爆破テロが発生した事がある危険地域です。そのせいかホームには、ライフルを持ったタイ国軍兵士が見張っていました。


駅を出て、乗車していたヤラー行き快速を撮影します。隣には新型中国製ディーゼル機関車が展示されていました。街を少し歩いてから、すぐにハートヤイ駅に戻ります。



ちょうど先程まで乗車していたヤラー行き快速列車が発車していくので、すかさず陸橋から撮影します。


ハートヤイ駅を入るには保安検査がありますが、思ったより厳しくありません^⁠_⁠^。切符売場で、スラタニまでの普通列車乗車券を購入します。片道55バーツ(231円)でした。約300キロ乗車して、たった231円です。なおマレーシア国境の街らしく、イスラム教徒が目立ちます。


乗車券購入後、ホームの売店で、昼食と水を調達します。思った以上に、昼食にぴったりな食事が売っていません。あと中国製新型ディーゼル機関車の展示があったので、運転席を見学しました。



10時32分発スラタニ行き普通列車448は、定刻より約20分遅れの10時50分に到着しました。車両は全て3等車で、非冷房旧型客車です。約10分程停車して、11時に発車しました。すぐに車掌よる車内改札があります。ちなみに、ハートヤイからスラタニ方面の普通列車は、1日2本しかありません。








発車後、早めに車内で昼食をとります。内容は、ガイトート(鶏唐揚)で非常に美味しかったです。ただ一緒に付いているご飯が古めだったので、バンコクで買った非常食のパン20バーツ(84円)を食べました。なお普通列車にも、物売おばさんは多数乗車しています^⁠_⁠^。





昼食後、時々全開した車窓を眺めながら旅行記を書いて過ごします。熱帯ジャングルが続き、集落は見えません。有人駅のクアンキアンには、定刻23分遅れの12時1分到着。列車は各駅に停車していきます。意外に普通列車しか停まらない無人駅でも、乗降客があります



パッタルンには、定刻より30分遅れの12時48分到着。新たに乗客と新たな物売おばさんが乗車してきました。ヤラー行き普通列車455と交換待ちして発車します。




発車後、草原に牛が放牧されている光景も見かけます。昼下がりの土曜日、長閑なひとときです。物売のおばさん達も落ち着きました。先程物売りおばさんから買ったパイの様なお菓子?20バーツ(84円)を頂きます。タイ版スイートポテトの様な味わいで、バリ旨でした。


14時18分定刻より約25分遅れて、ナコンシータマラートとの分岐駅カオチュムトーン・ジャンクションに到着。ハートヤイ行き普通列車と交換待ち後、発車しました。

発車後、今回はじめてのトンネルを抜けます。トラン・カンタンへの分岐駅トゥンソン・ジャンクションには、定刻より約26分遅れて14時55分到着。ここで大半の乗客が降り、新たな乗客と物売おばさん達も乗り込み、ほぼ入れ替わりました。発車後、車掌の車内改札があります。タイ国鉄は、キセル乗車は難しいと思います。私の地元JR九州さんは、見習って欲しいです。


列車は集落が全く無い熱帯原生林の中を走ります。時々、放牧されている牛を見かけます。急行・快速停車駅のナーサンには16時38分に到着。乗降客多く、にぎわいを感じます。




その後、1日上下合わせて普通列車4本しか停車しない駅でも、有人駅が結構あります。終点スラタニには、定刻より34分遅れの17時24分に到着しました。




列車下車後、駅からホテルまでバイクタクシーに乗ります。約3分程乗車し、少し値切って40バーツ(168円)+チップ支払いました。最初から50バーツで乗った方が良いかもしれません。17時35分バイクタクシー下車後、さっそくアパートホテルGasira Greenにチェックインします。

今回もアゴダでネット予約し、一泊素泊り524バーツ(2201円)でした。非常に安いですが、返金不可価格でした。スラタニ駅近くのホテルは、あまりなく、新しいホテルを選びました。幸いデポジットもありません。

部屋は、非常に綺麗で広いシャワー・トイレ付きトリプルルームです。部屋には大きな冷蔵庫・無料WiFiはありますが、ポット・ドライヤーはありません。あと石けんはありますが、シャンプーはありません。スラタニ駅から約10キロ離れたスラタニ市街に出ずに宿泊したい場合は、スラタニ駅から約1キロのホテルなので、鉄道利用客にはオススメだと思います。



ホテルに荷物を置いた後、約15分程歩いてスラタニ駅裏の屋台街で夕食を調達します。その後、駅正面への連絡歩道橋を渡り、セブンイレブンでビールとシャンプー、朝食を買いました。駅から、バイクタクシーでホテルに戻りましたが、先程と同じおじさんで、50バーツ(210円)で乗せてもらいました。




部屋に戻った後、シャワー・洗濯と済ませます。洗濯キットで浸け置き洗い中に、ホテル自室で夕食をとります。今回は、ガパオライス50バーツ(210円)・ソムタムと春巻き50バーツ(210円)・イカ焼き40バーツ(168円)です。想定以上に安旨辛旨です。パクチーが嫌いな方もいますが、辛さと合わさり、美味しさの幅が広がると思います。

ビールは、シンハービールロング缶56バーツ(235円)・レオ39バーツ(164円)・Chang39バーツ(164円)と飲み比べましたが、昨夜アルコールを飲んでないせいか、どれも美味しいです^⁠_⁠^。個人的には、シンハービールが1番好きです。洗濯物の濯ぎ、部屋に洗濯物を干した後、満腹酔いが回った挙げ句、21時30分には眠りにつきました。




次回が今回の旅行記最終回です。以上、naitya2000でした。



0 件のコメント:

コメントを投稿