naitya2000


2015年1月9日金曜日

冬の北海道フェリーと鉄道の旅3「網走~旭川~稚内 特急乗り継ぎ乗りつぶし」

こんにちはnaitya2000です。今日は、旅行記の第3回めを書きたいと思います。

夜中、何度か目が覚めましたが、朝7時前に起きました。夜中にのどが渇いたものの、網走の天然水が冷蔵庫に入っており、助かりました。厳寒の網走ですが、ホテルの部屋は暖かく、快適でした。身支度をして朝8時に1階レストランに向かいます。

朝食は和食膳で、筋子もあって、おかずの豊富な朝食でした。下手なバイキングよりいいと思います。おかげさまで、ご飯のおかわりをしてしまいました(^_^;)。



8時50分頃ホテルをチェックアウトします。ビールを中瓶1本、生ビール1杯追加した為、合計7750円でした。それでも、とても安いです…。冗談抜きで、また利用したいと思います。




ホテルから、スケートリンク状態の雪が凍った歩道を小刻みに網走駅までゆっくり歩きます。途中、川が一部凍っていました。





9時頃網走駅に到着。既に9時30分発札幌行の特急オホーツク4号が入線していました。キハ183系4両編成です。国鉄時代から走っているキハ183も、今や貴重になってしまいました。












車両撮影後、一部自由席・指定席の2号車5D席に座ります。車内はガラガラですが、東南アジア系の旅行客がチラホラ乗っています。若い東南アジア系の女性旅行客から、英語でスーツケースを網棚に上げて欲しいと頼まれ、カタコト英語で返事し荷物を上げました。






出発後、真っ白な銀世界が車窓に広がります。思わず、車窓から写真を撮りまくります。








美瑛から多くの乗客が乗り、留辺蘂からも乗り込んで来ました。車内も次第に賑わいつつあります。特急オホーツクには車内販売員が乗っており、コーヒーや弁当が結構売れていました。私は降りるまで、何も買わずに我慢します。





途中、遠軽駅で進行方向が逆になり、シートを反対方向に回して座ります。遠軽からも乗客がたくさん乗ってきて、指定席も8割位の混み具合です。




遠軽出発後、山深い路線を走ります。雪もかなり積もっており、勾配部分はゆっくり走行します。途中、1部の特急オホーツクしか停車しない白滝駅を通過しました。






外は厳寒の銀世界ですが、車内は少し暑い位の暖房の効き具合です。うとうと眠っているうちに上川駅に到着しました。





上川からは、雪積もる平地を快調に走ります。まさに、雪一色の白い世界です。結局、旭川に定時13時11分に到着しました。旭川駅は、帯広駅同様きれいな高架駅でした。停車しているキハ54単行を撮影後、改札を出ます。駅構内は、綺麗ですがガランとしています。






駅を出ると、左側にイオンのショッピングセンターが建造中でした。確かにイオンは便利ですが、日本国内どこもイオンばかりで、個性がなく、面白くありません…。雪降る中、昼食を食べるべくラーメン屋梅光軒まで歩きます。約5分程で、ビル地下1階にある梅光軒に到着しました。





カウンターに座り、醤油ラーメン大盛(730円+100円=830円)を頼みます。約5分程して出たラーメンは、チャーシュー・太いメンマが入ったシンプルなラーメンでした。




食べてみると、濃厚な醤油ラーメンで美味しいです。特にチャーシューと太いメンマが、バリ旨でした。つくづく中途半端に駅弁を食べなくて良かったと実感しました。なお店を出ると、アジア系外国人観光客のグループが待っていました。



再び旭川駅に戻り、14時8分発稚内行特急サロベツに乗るべく自動改札を通ります。停車していた札幌行特急スーパーカムイを撮影した後、ホームには既に特急サロベツの自由席を待つ乗客が、並んでいました。







札幌から到着した特急サロベツは、キハ183-1500番台3両編成です。今回も指定席を利用し、1号車5番D席に座ります。








出発後、旭川郊外の雪景色が広がります。永山駅で交換停車した後、真っ白な凍てつく世界が車窓から広がります。いわゆる塩狩峠にある塩狩駅近辺は、雪深く絶景です。






和寒・士別と停車し、名寄駅で多くの乗客が降りました。ラッセル車とすれ違った後、名寄駅を出発します。







15時過ぎには、日が沈み始め、夕焼けの雪景色が車窓から広がります。16時過ぎには、辺りは暗くなってしまい、16時半頃には、車窓も暗くなってしまいました。仕方がないので、旅行記を書いて車内を過ごします。








途中、幌延駅で暗闇に映える駅名表を撮影します。まさに極寒の駅という感じで、風情があります。




豊富駅では、札幌行スーパー宗谷4号と交換停車します。すかさず豊富駅ホームで撮影していると、停車時間2分の間に必死にタバコを吸っているおじさんがいました…。




終点1つ前の南稚内駅で、多くの乗客が降ります。稚内の中心街は、南稚内の方だとガイドブックで読みました。

南稚内駅出発後、3分程で北の最果て駅である稚内駅に、18時10分定刻に到着しました。約20数年ぶりの稚内訪問です。





稚内駅は、綺麗な駅舎に建て替えられていました。駅構内には、北海道のコンビニ・セイコーマートがあり、夜食用のカップラーメンや缶チューハイ等を購入しました。





スニーカーに着脱式の滑り止めを着けて、今晩宿泊するホテルまで歩きます。さすが最北端なので寒いです。歩道は、雪がかなり積もっています。約5分程で、ホテルおかべ汐彩亭に到着しました。




さっそくホテルフロントでチェックインします。今日は既に楽天でネット予約済で、1泊2食付シングルで税込8100円(楽天ポイント100p利用で8000円)です。



フロントの女将さんから稚内のガイドブックと明日観光予定のノシャップ岬までの行き方を親切に教えていただきました。しかも、ノシャップ岬への路線バス時刻表コピーもいただきました。感謝です。

部屋は802号室で、海が見える広々としたバストイレ付ツインルームでした。最新式の空気清浄機能付加湿器が備え付けられています。そのせいか、禁煙室では無いのに、タバコ臭くありません。部屋も新しくて綺麗です。トイレは、やはりウォッシュレット付でした。閑散期に来たせいか、いい部屋に泊まれたようです。







荷物を置いた後、さっそく1階展望浴室でお風呂に入りました。こじんまりした内湯だけの弱アルカリ性の温泉ですが、私1人の貸切り状態で、快適でした。

入浴後すぐに、2階レストランで夕食をとりました。ジンギスカン鍋・刺身盛合せ・ホッケの塩焼き・白子の煮つけ・ホヤの塩辛・鰊の酢漬け?と言う豪勢な夕食でした。あとカニ入り味噌汁とご飯が小さなおひつで来ました。







今回の旅行で、一番高い宿に泊まった甲斐がありました。食が進み、昨日同様生ビール2杯飲んでしまいました…。正直、予想以上に満腹です。

夕食後、部屋に戻りテレビを見ながらくつろぎます。カップラーメンを食べるのはやめ、わさびスナックをツマミに缶チューハイを飲みます。部屋の窓からは、稚内港と北防波堤ドームが見えます。結局、酔いと満腹感で21時過ぎには眠りにつきました。日頃は夜行性の私ですが、旅行中は何故か健康的です…。






続きは、また後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

4 件のコメント:

  1. 大変興味深く読ませてもらいました!鉄道は元来好きでしたが、船旅もいいな、と思ったところです。本当に旅に出た気分にさせてくれる日記ですね。これからも続編を期待しております。

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  2. 匿名さん コメント有難うざいます(^^)。私も元々鉄道マニアなんですんが、ひょんな事からフェリーマニアになりました。夜行列車が寂しくなった現在、夜行でフェリー・昼は鉄道の乗りつぶしをオススメします(^^ゞ。

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  3. はじめまして。福岡在住でいつも楽しく拝見させて頂きます。今月やっと60歳になり「大人の休日倶楽部パス」で1月に北海道5日間乗り放題で稚内へ行く計画を立てています。お得な切符は、北海道でしか購入できないとか?予定販売枚数も決まっていて前日に購入(在庫)有るか?心配です。それと、雪道を歩く自信も有りません。それと着替えは、コロコロに入れて電車の棚の上に乗せるか?それとも、バックパッカーのようにリュックか?色々悩んでいます。車窓からの景色を楽しみたいと思っています。素敵なホテルですね♪

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    1. コメントありがとうございます。北海道フリーきっぷは、みどりの窓口の端末なので予定販売枚数の心配はないと思います。私が宿泊した「ホテルおかべ汐彩亭」はお薦めです(^^)。

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