naitya2000


2010年9月6日月曜日

関西高松フェリーの旅その4「名門大洋フェリー フェリーきょうと2」

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の最終回を書きたいと思います。

 Mさんと大阪南港にて別れ、今回最後に乗船する船「フェリーきょうと2」に乗り込みました。船内はまだ乗船開始と言う事もあり、それ程混んではいません。まずは案内所にて1等客室の鍵をもらいます。今回乗船する部屋は、船内前部にある202A室でした。さっそく今回の寝床にある船室に向かいます。 

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 今回乗船したフェリーきょうと2の客室部分は、3階建構造になっています。1階部分には、レストラン・売店・案内所・ロビー・展望浴室・ゲームセンター・2等座敷席・2等寝台があります。 2階には特2等寝台・2等寝台・展望ストリート・今回利用する1等があります。そして、3階には特等とスイートがあります。 

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 今日の寝床である1等202A室は、2階船前部の真ん中にありました。部屋内には、洗面用具も備え付けられた洗面所が部屋入口左側にあります。ベッドは2段ベッドで無く、独立して2つ設置され、板張りの小上がりにポットとお茶、湯飲みが備え付けられたテーブル、座布団、浴衣と充実した設備です。

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日頃は2等又は2等寝台の利用が多い私には、贅沢かつ至福のひとときです。しかも、2人部屋を1人で独占出来るのは、今回の船旅最後を楽しむには、充分過ぎます。 

 荷物を船室に置き、一息ついた所でまずはお風呂に入りました。フェリーきょうと2の展望浴室は、1便のフェリーきたきゅうしゅう・フェリーおおさかに比べ、脱衣場はやや広いものの浴室は他の長距離フェリーに比べやや小さめです。ただ、馬油ボディーソープや馬油シャンプー、100円返却式コインロッカー、ドライヤーが備え付けられているので問題ありません。 

 私が入った時、100円を入れないで施錠せずにコインロッカーを利用している人が多いのには、少し幻滅しました…。公共の場での最低限のルールは、守って欲しいものです…。浴室内はまだ夏休みのせいか小学生がはしゃいでいました。

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  入浴後、レストランでさっそく夕食をとりました。フェリーふくおか2のレストランは、カフェテリア式です。刺身・唐揚げ・煮物・フライ・焼き魚等種類は豊富です。ただ、前回乗船時にはあった、おでんが見当たりません…。今回はチキンカツ・じゃこおろし・冷奴と生ビールを選びました。名門大洋フェリーの2便に乗ると、何故かチキンカツを食べてしまいます・・・。

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 生ビールを飲み干した後、イカの姿焼きをつまみに芋焼酎を水割りで楽しみました。名門大洋フェリーのレストランには、焼酎用の氷と水のセットが用意されているので便利です。ある意味、九州を結ぶ航路ならではのサービスかもしれません。

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 夕食後、ちょうど明石大橋通過の時間になったので、すかさず外部デッキに出ました。今日は見物客が多く賑わっています。デジカメで通過する夜空に映える明石大橋を撮りまくりました。一生懸命撮ってるんですが、私の腕がイマイチのせいかブレまくりです・・・。

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 明石大橋撮影後、展望ストリートの片隅にあるマッサージ機(15分300円)で慢性肩こりを癒しました。長距離フェリーでのマッサージ機は、私の習慣かつ楽しみになりつつあります・・・。ちなみに今日の展望ストリートは、大学サークルや旅行会社の団体客などで賑わっています。

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 ただ、展望ストリートのソファのほとんどが、コンビニやスーパーで買い込んだ弁当やジュース、缶ビール類で夕食をとっている人がほとんど占拠しています・・・。持ち込みもいいですが、是非暖かい食事がそれほど高くない料金で食べれるレストランを是非利用して欲しいと思うこの頃です・・・。なお、名門大洋フェリーのレストランでは、ご飯・赤出しはおかわり自由だったりします。

 売店でお土産などを購入後、部屋に戻りくつろぎました。今回は2人部屋の1等個室なので、浴衣に着替え、ゆったりテレビを見ながらとくつろげます。結局眠りに入ったのは、23時過ぎでした。

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 翌朝目が覚めたのは朝6時過ぎでした。今回はしっかり熟睡しました。身支度をして、海を見るべく外部デッキに出ます。朝日の日差しが眩しい中、船部後方に昨日見学した阪九フェリー・フェリーせっつの船影が小さく見えます。すれ違う貨物船をとありあえず写真として残します。

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 写真撮影後、レストランが6時40分からオープンしたので、早速行きました。朝食は大人750円のバイキング形式です。トレーは、名門大洋フェリー1便の夕食バイキングと同じ、細かく間仕切りされたお皿と一体型のトレーでした。おかずは、めんたいこやサラダ、焼き魚な、煮物等一通りあります。飲み物もコーヒー、牛乳、オレンジジュース等ありました。750円ではオトクではないのでしょうか?レストラン内は、夕食ほどは混みあっていません。このリーズナブルさの内容は、お勧めだと思います。

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 朝食後、入港まで外部デッキで新門司港入港までじっくり眺めていました。停泊しているオーシャン東九フェリー・阪九フェリーを撮りまくります。8時20分新門司到着。ゆったり出来た船旅でした。

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 新門司港到着後、無料送迎のバスに乗り換えます。徒歩客として下船するときは、出来る限り早めに下船し、送迎バスに乗り込むことをオススメします。そうしないと、最悪座れない場合もあります・・・。30分程で小倉駅に到着。一昨日以来同じ場所に到着です。

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 小倉からは行き同様、西鉄高速バス「高速なかたに号」に乗り込みます。車内は最初20名弱の乗車率でしたが、土曜の朝のせいか高速道路に乗る頃には満席でした・・・。
約1時間半ほどで福岡天神着。すぐに、西鉄電車で家路へと戻りました。

 今回、4回にわたりお粗末な旅行記を読んでいただいてありがとうございます。この旅行記を読んで、少しでもフェリー好きな方が増えれば幸いです。以上、naitya2000でした。

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