こんにちはnaitya2000です。今日は、タイ鉄道旅行記3回目・3日目を書きたいと思います。
昨夜は早々と寝たせいか、起きたのは深夜3時30分頃チャイヤー到着の頃でした。揺れはあるものの、列車はかなりとばしていた感じがします。時刻表を確認すると、定刻より15分程遅れているようです。なお昨日のピンクライン程では無いですが、冷房が強めなので、長袖シャツを着ています。
次のスラタニには定刻15分遅れの4時5分に到着。早朝ですが、ぱらぱら乗客が降りていきます。発車後、かなり飛ばすせいか、かなり揺れます。速度アプリで計測すると、最高時速90キロ出ています。なお去年12月頃から南線は複線化が進み、大幅な所要時間短縮となっています。とは言うものの、タイ国鉄定番で定刻より約15分程遅れています。
定刻より約15分程遅れて6時59分チャウワットに到着。このあたりは、単線のままです。やっと日が昇り、朝日が眩しいです。男性客室乗務員が、ベッドを片付けます。寝台車には、必ず1両に1人客室乗務員が乗っています。歯磨き・トイレ等を済ませ、旅行記を書きながら、時々車窓から熱帯ジャングル・水田を眺めます。なおトイレは和式・洋式両方あり、昔ながらのたれ流しです^_^。
パッタルンには、定刻12分遅れの7時43分到着。すぐに発車します。朝になってから、物売りおばさんの行き来が激しいです。なお朝食のガパオライスが思った以上にボリュームがあり、これ以上食べるのは、控えます。タイ国鉄は車内放送がなく、主要駅は客室乗務員が、地声で到着駅を案内していました。
ハンタオには、定刻25分遅れの8時27分到着。次第にタイ国鉄らしく、遅れが大きくなってきました。車内では、客室乗務員が寝台の片付け・明日の準備・ゴミ収集・掃除をしています。車両は古いですが、こまめに綺麗にしてくれます。
駅を出て、乗車していたヤラー行き快速を撮影します。隣には新型中国製ディーゼル機関車が展示されていました。街を少し歩いてから、すぐにハートヤイ駅に戻ります。
ちょうど先程まで乗車していたヤラー行き快速列車が発車していくので、すかさず陸橋から撮影します。
ハートヤイ駅を入るには保安検査がありますが、思ったより厳しくありません^_^。切符売場で、スラタニまでの普通列車乗車券を購入します。片道55バーツ(231円)でした。約300キロ乗車して、たった231円です。なおマレーシア国境の街らしく、イスラム教徒が目立ちます。
乗車券購入後、ホームの売店で、昼食と水を調達します。思った以上に、昼食にぴったりな食事が売っていません。あと中国製新型ディーゼル機関車の展示があったので、運転席を見学しました。
10時32分発スラタニ行き普通列車448は、定刻より約20分遅れの10時50分に到着しました。車両は全て3等車で、非冷房旧型客車です。約10分程停車して、11時に発車しました。すぐに車掌よる車内改札があります。ちなみに、ハートヤイからスラタニ方面の普通列車は、1日2本しかありません。
発車後、早めに車内で昼食をとります。内容は、ガイトート(鶏唐揚)で非常に美味しかったです。ただ一緒に付いているご飯が古めだったので、バンコクで買った非常食のパン20バーツ(84円)を食べました。なお普通列車にも、物売おばさんは多数乗車しています^_^。
昼食後、時々全開した車窓を眺めながら旅行記を書いて過ごします。熱帯ジャングルが続き、集落は見えません。有人駅のクアンキアンには、定刻23分遅れの12時1分到着。列車は各駅に停車していきます。意外に普通列車しか停まらない無人駅でも、乗降客があります
パッタルンには、定刻より30分遅れの12時48分到着。新たに乗客と新たな物売おばさんが乗車してきました。ヤラー行き普通列車455と交換待ちして発車します。
発車後、草原に牛が放牧されている光景も見かけます。昼下がりの土曜日、長閑なひとときです。物売のおばさん達も落ち着きました。先程物売りおばさんから買ったパイの様なお菓子?20バーツ(84円)を頂きます。タイ版スイートポテトの様な味わいで、バリ旨でした。
14時18分定刻より約25分遅れて、ナコンシータマラートとの分岐駅カオチュムトーン・ジャンクションに到着。ハートヤイ行き普通列車と交換待ち後、発車しました。
発車後、今回はじめてのトンネルを抜けます。トラン・カンタンへの分岐駅トゥンソン・ジャンクションには、定刻より約26分遅れて14時55分到着。ここで大半の乗客が降り、新たな乗客と物売おばさん達も乗り込み、ほぼ入れ替わりました。発車後、車掌の車内改札があります。タイ国鉄は、キセル乗車は難しいと思います。私の地元JR九州さんは、見習って欲しいです。
列車は集落が全く無い熱帯原生林の中を走ります。時々、放牧されている牛を見かけます。急行・快速停車駅のナーサンには16時38分に到着。乗降客多く、にぎわいを感じます。
その後、1日上下合わせて普通列車4本しか停車しない駅でも、有人駅が結構あります。終点スラタニには、定刻より34分遅れの17時24分に到着しました。
列車下車後、駅からホテルまでバイクタクシーに乗ります。約3分程乗車し、少し値切って40バーツ(168円)+チップ支払いました。最初から50バーツで乗った方が良いかもしれません。17時35分バイクタクシー下車後、さっそくアパートホテルGasira Greenにチェックインします。
今回もアゴダでネット予約し、一泊素泊り524バーツ(2201円)でした。非常に安いですが、返金不可価格でした。スラタニ駅近くのホテルは、あまりなく、新しいホテルを選びました。幸いデポジットもありません。
部屋は、非常に綺麗で広いシャワー・トイレ付きトリプルルームです。部屋には大きな冷蔵庫・無料WiFiはありますが、ポット・ドライヤーはありません。あと石けんはありますが、シャンプーはありません。スラタニ駅から約10キロ離れたスラタニ市街に出ずに宿泊したい場合は、スラタニ駅から約1キロのホテルなので、鉄道利用客にはオススメだと思います。
ホテルに荷物を置いた後、約15分程歩いてスラタニ駅裏の屋台街で夕食を調達します。その後、駅正面への連絡歩道橋を渡り、セブンイレブンでビールとシャンプー、朝食を買いました。駅から、バイクタクシーでホテルに戻りましたが、先程と同じおじさんで、50バーツ(210円)で乗せてもらいました。
部屋に戻った後、シャワー・洗濯と済ませます。洗濯キットで浸け置き洗い中に、ホテル自室で夕食をとります。今回は、ガパオライス50バーツ(210円)・ソムタムと春巻き50バーツ(210円)・イカ焼き40バーツ(168円)です。想定以上に安旨辛旨です。パクチーが嫌いな方もいますが、辛さと合わさり、美味しさの幅が広がると思います。
ビールは、シンハービールロング缶56バーツ(235円)・レオ39バーツ(164円)・Chang39バーツ(164円)と飲み比べましたが、昨夜アルコールを飲んでないせいか、どれも美味しいです^_^。個人的には、シンハービールが1番好きです。洗濯物の濯ぎ、部屋に洗濯物を干した後、満腹酔いが回った挙げ句、21時30分には眠りにつきました。
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