秋のイギリス鉄道旅行4「エジンバラ～カーライル～バロー＝イン＝ファーネス ～ロンドンへ」

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の4回目を書きたいと思います。

昨夜も早めに寝たせいか、朝6時過ぎに起きました。なお既に部屋にあるオイルヒーターが入っており、洗濯物をオイルヒーターに干したせいか、しっかり乾くので本当に助かります。

※ホテルの部屋から見た景色

朝食は、1階レストランで7時半頃食べました。昨日と同じブリティッシュbreakfastですが、美味しかったです。朝食後、身支度して8時半前にチェックアウトしました。このホテルは、値段が手頃で、駅に近く、申し分ないホテルだと思います。また、利用したいです。

晴れ渡る中、Haymarket駅まで歩いて移動します。朝は肌寒く、薄手のセーターが必要な位です。スーパーTESCO前には、昨日同様ホームレスがいました。

Haymarket駅到着後、しばらく列車撮影に勤しみます。鉄道マニアとしては、ウハウハの世界です。

Haymarketから8時54分発、London euston行に乗りました。鉄道会社はvirgin trainsで、車輌はClass390（通称ペンドリーノ)電車です。今回も、昨日同様1等車に乗ります。発車すると、直ぐに放牧された羊と草原が見えます。

しばらくするとドリンクサービスがあり、コーヒーを貰います。一緒に大きなカップケーキを頂きました。なお列車は高速運転を続け、最高時速200キロを超える爆走ぶりでした。目的地のCarlisleには、10時5分頃到着しました。

Carlisle到着後、駅近くのスーパー・TESCOで昼食を調達します。イギリスは、コンビニが無い？代わりにスーパーが多いので、本当に助かります。

再び駅に戻り、Carlisle10時46分発barrow-in-farnes行列車に乗りました。車輌は、Class156ディーゼルカー2両編成で、鉄道会社はnorthernです。この路線は、有名な湖水地方の外側を海に沿って走ります。車内は地元客と荒くれ者の若い男性労働者グループで、非常にやかましいです(^_^;)。

出発後、先程TESCOで買ったコーニッシュ・パイを食べます。大きめのTESCOには、温かい惣菜も売っているようです。車窓からは、放牧された牛や羊が見える草原が広がります。この列車も、車掌さんの車内改札があり、どこに行くのか質問され、Barrow-in-farnesと返答します。

途中から、車窓から海が見えますが、若干荒れ気味のどす黒い海です。海沿いの駅で、多くの地元客が降りました。荒くれ者の労働者グループが全て下車したので、車内も静かになりました。

再び列車は、海沿いをゆっくりした速度で走ります。駅によってはリクエストでしか停車しない駅もあり、通過します。

st.bees駅を過ぎた辺りで、TESCOで買ったmeal deals（サンドイッチ・ジュース・クリスプスで3ポンド＝約420円）で昼食をとります。イギリスに来てから昼食は、3日連続meal dealsだったりします(^_^;)。

車窓からは、湖水地方のせいか絵に書いたような、丘と草原、湖が広がります。美しい景色を車窓から堪能しているうちに、終点のBarrow-in-farnesに13時22分頃到着しました。

Barrow-in-farnesは大きな造船所があった町です。実は、第二次世界大戦に活躍した戦艦金剛や日露戦争時に活躍した戦艦三笠が、当時ここにあったヴィッカース社によって、建造されました。実は、日本に深く繋がりがある町です。これから、歩いて造船所のあったDog museumに向かいます。今回、スマホでGoogle mapを使いながらの散策です。

閑散とした街中を歩き続け、約20分程でDog  museumに到着しました。

さっそく館内を見学します。入場料は無料で、寄付希望のイギリス観光施設では多いパターンです。館内には、造られた軍艦・旅客船等の模型が数多く展示されています。

そんな中、目的の戦艦金剛の模型がありました。模型だけでなく、戦艦金剛に関する展示物もあります。正直、感動です。なお戦艦三笠の模型は、生憎ありませんでした。

Dog museumを出てから、ドッグ跡地を見学後、再び駅まで歩いて戻りました。Dog museum近辺には、大型ショッピングセンターがあるものの、街中は閑散としており、寂しさが漂っています。

barrow-in-farnes駅に到着後、これから向かうLancaster行に、ネット時刻表には載っていなかった14時48分発Lancaster行列車があります。予定では、15時18分発Lancaster行に乗る予定でした。車輌は、Class37ディーゼル機関車＋客車4両と言う編成で、鉄道会社はdirect rail servicesです。しかも一昨日、Carlisleで見た同じ車輌です。たぶんnorthernからチャーター（業務委託）された臨時列車と思われます。

車内はトイレもあり、ゆったりしたクロスシートで、大きなテーブル付です。車内は、この列車の存在を知っているのか、結構混んでいます。

車窓からは、湖水地方らしい、草原・丘と放牧された羊が見えます。途中、停車駅から乗車する客も多く、車掌さんも大忙しです。なお速度アプリで計測すると、時速105キロ出ていました。

結局終点Lancasterには、16時5分頃到着しました。到着後、イギリスの鉄道マニアらしき方々がたくさん撮影しています。やはり珍しい車輌のようです。なお客車最後部には運転席があるので、プッシュプル式のようです。

Lancasterからは、16時48分発London euston行列車に乗り換えます。車輌はClass390（通称ペンドリーノ）電車9両編成で、鉄道会社はvirgin trainsです。この列車には1等車があるので、利用します。

発車後、すぐに車内サービスがあり、サンドイッチとスナック、コーヒー・オレンジジュースを 貰いました。virgin系は、サービスが良いみたいです。

車窓は既に日が沈み真っ暗なので、スマホでfacebookと旅行記を書いて過ごします。座席にはコンセントがあるので充電が出来て、本当に助かります。終点London eustonには、19時15分過ぎに到着しました。

London euston駅到着後、歩いてLondon kingcross駅まで移動します。夜で辺りが暗くわかりずらい為、Google mapを使用します。約10分弱で無事London kingcross駅に到着しました。

さっそく手荷物預かり所で、スーツケースを引き取ります。使用料は27.5ポンドでした。割高ですが、コインロッカーが無いので仕方がありません。

　　※ハリーポッター9 3/4ホーム



　　※ハリーポッターショップ
　　
Kingcross&st pancreas駅から、まずは地下鉄hammersmith&city line・central lineと乗継ぎ、stratfordまで移動します。運賃は、オイスターカード利用で、ピーク時3.3ポンド=約460円（乗車券だと4.9ポンド=約690円）です。

StratfordからDLRと言う、イギリス版ニュートラムに乗り、1つ目のStratford highstreet駅で降ります。london euston駅から約１時間程かけて、20時半過ぎtravelodge stratfordに到着しました。今回はamomaと言うホテル予約サイトを利用し、1泊朝食付で約7080円でした。ロンドンのホテルとしては、安い方だと思います。

チェックイン時にフロントのお姉さん曰く、朝食は日曜の為、朝8時から11時までとの事。予定では、明朝8時にはホテルをチェックアウトし、Canterburyへ行く予定でしたが、急遽変更せざるを得ません。旅は、予定通りには行かないと改めて実感しました。とりあえず、明日の昼過ぎまでロンドン観光に変更します。

チェックイン後、部屋でしばらく寛ぎます。部屋は720号室で、室内は広く、冷蔵庫はありませんが、液晶テレビ・ポット付です。シングル利用ですが、ベッドはダブルベッドでした。ただしバストイレは浴槽ではなく、固定シャワーのシャワー以外は申し分ありません。

travelodgeは、去年ロンドンで宿泊したプレミアインには負けますが、イギリスチェーン系ホテルではプレミアイン含め、travelodgeもお奨めだと思います。

部屋で少し落ち着いた後、21時過ぎにホテル近くのスーパー・TESCOでスコーンやショートブレッド等食料品関係のお土産をたくさん買いこみました。

買い物後、ホテルの部屋に 戻り、買ったお土産類をスーツケースに詰め込みます。今回は、お土産の為だけにスーツケースを持って来たのが本音だったりします(^_^;)。

荷物整理後、スーパーで買ったサラダ・缶詰、日本から持って来たカップ豚骨ラーメンで遅い夕食をとります。一緒に買った瓶のエールが美味しかったりします。今回は鉄道乗り潰しが主だったので、贅沢な食事はせずに終わりそうです(^_^;)。次回、イギリス旅行時は、パブで食事したいと思います。食事後、結局眠りについたのは、夜中0時頃でした。

次回が、今回の旅行記の最終回になります。以上、naitya2000でした。