naitya2000


2016年11月12日土曜日

秋のイギリス鉄道旅行2「ブリットレイルパス利用 鉄道でロンドン~リーズ~カーライル~エジンバラへ」

こんにちはnaitya2000です。今日は、イギリス鉄道旅行記の第2回目を書きたいと思います。

ロンドンヒースロー空港到着後、約10分程歩き入国審査を受けます。約30分程待った後、私の順番となりました。なおイギリスの入国審査は、厳しくて有名だったりします。今回は、女性の入国審査官から、去年・今年5月とイギリスに来た理由・期間・職業等を質問されました。

下手な英語だったせいか、入国審査官が、英語が出来る日本人がいないか?と周りに尋ねます。幸い、後ろにいた英語が出来る50代日本人女性に助けてもらい、無事切り抜けられました。どうやら職業を自営業ではなく、細かく仕事内容を記載した方が良かったようです。若干上から目線の受け答えが気になるものの、助けて頂いた50代日本人女性の方には、本当に感謝です。




日本人女性に御礼をした後、スーツケースを受け取ります。経由便なので心配しましたが、今回は幸いロストバケージせずに済みました。ヒースロー空港第3ターミナルから、ヒースローエクスプレス乗場へと歩いて移動します。




ヒースローエクスプレス有人窓口にて、ブリットレールパスにヴァリデーション(使用開始の手続き)を受けます。なおブリットレールパスは、旅行前にマックスビスタトラベルと言う旅行会社から購入済みで、3日間+キャンペーン1日追加で1等車利用 30600円でした。



※ヒースロー空港内は大きいので、空港間移動の列車が走っています。

ヒースロー空港から、まずはロンドン・パディントンまでHeathrow expressに乗ります。車両は、Class332電車です。さっそく1等車に乗ると、車内は1+1の2列という座席配置です。座席には、スマホ充電用のコンセントもあります。








発車後、すぐに女性車掌による車内改札がありました。ロンドンまで所要時間15分ですか、途中徐行運転で約20分程で到着しました。




パディントンから地下鉄hammer smithand&city lineでkings cross&st pancras internationalまで移動します。あいにく、前回イギリス旅行時に使用していたオイスターカードを忘れ、自動券売機で、10ポンド(デポジット代5ポンドを合わせて15ポンド=約2100円)チャージして購入しました。自動券売機は、日本語に変換して購入することも可能です。チャージは、イギリスではtop upと言うようです。

なおpaddingtonからkings cross&st pancras internationalまでは、オイスターカードで、2.4ポンド=約340円(乗車券購入だと4.9ポンド=約690円です。)







kingcross &st pancras international到着後、キングクロス駅構内にあるLEFT LUGGAGEと言う荷物預り所で、スーツケースを預けます。イギリスには、防犯上なぜかコインロッカーがありません。




スーツケースを預けた後、キングクロス駅構内にあるファーストクラスラウンジに入ります。今回のブリットレールパスは1等車利用なので、問題なく使用出来ます。ラウンジ内には、コーヒー・紅茶・ジュース類等のソフトドリンクやショートブレッド等の菓子類が、無料で自由に飲食できます。








30分程ファーストクラスラウンジで寛いだ後、改札口前の電光掲示板で8時6分発leeds行列車の出発ホームが表示されるのを待ちます。出発約10分程前に、出発ホーム番号が表示されて、私を含む民族大移動が発生します。


なおイギリスの鉄道には、特急・急行・普通の識別がありません。ただ長距離列車は、必然的に通過駅が多く、実質的に特急と変わりません。




1等車は、ほとんど席予約済の紙札が席に刺さっていましたが、なんとか座る事が出来ました。グループ旅行の場合、事前に旅行会社等で座席を予約した方が良いかもしれません。
座席には、充電用のコンセント付きです。

鉄道会社はvirgin trains east coastで、車輌はintercity225と言う電気機関車+客車の編成です。なおイギリスには、現在「国鉄」は存在せず、多くの鉄道旅客会社が運行しています。




出発後、まずはドリンクサービスがあり、紅茶を飲みながら車窓を眺めます。
その次にパンとジュースのサービスがありました。やはりイギリスのパンは、日本より美味しいと思います。車窓は、イギリスらしく一面に草原が広がる光景が広がります。なお速度アプリで計測すると、時速200キロ近く出ています。







しばらく草原に放牧された牛や羊を眺めて眺めているうちに、注文していたブリティッシュbreakfastが来ました。イギリスに来ると必ず食べたくなり、食べるとやっぱり美味しいです。朝食を食べ終わった時点で、約1時間以上経過しています。






ドンカスターを停車後、途中徐行運転したせいか、約15分程遅れ、終点leedsに10時22分に到着しました。





leeds到着後、一旦改札口を出て駅構内の売店WHsmithで昼食を調達します。大きな駅には、小さなスーパー・売店があるので便利です。




  ※あわてて撮影したのでボケています(^^;)

再び改札口を通り、10時49分発Armathwaite行列車に乗り込みました。鉄道会社はnorthernで、車輌はClass158と言う気動車です。車内はクロスシートで、トイレ付です。








発車後、leeds近郊の駅は通過しながら爆走します。しばらくすると、すぐに車掌さんの車内改札がありました。イギリスの鉄道は、必ず車内改札があるので、キセルは無理だと思われます。







車窓からは、草原に放牧された羊が見えます。草原の広がり方が、日本ではあり得ない規模です。日本のような、田んぼが広がる光景はありません。leeds近郊を過ぎてからは、家や建物が見当たりません。


なおローカル線のディーゼルカーで、最高時速140キロ以上出ています。。。ちなみにClass158と言う気動車は、最高時速160キロ出るようです。


  




列車は、settle・horton-in-ribblesdaleと停車し、イギリスらしい綺麗な駅舎を眺めます。車窓は、今までにない、地平線まで大草原が広がります。正直、日本ではあり得ない世界です。








大草原を眺めているうちに、12時を過ぎたので、車内で昼食を食べます。先程leedsの売店で買ったサンドイッチ・クリスプス(日本のポテトチップス)・オレンジジュースの組み合わせです。先程の売店で買ったmeal dealsと言うセットで、3.99ポンド(約560円)でした。




サンドイッチはトマト・ハムがたくさん入っており、美味しかったりします。またクリスプスは、イギリスにしかないソルトビネガー味で、やはり美味しいです。イギリス旅行で安く食事を済ますならば、スーパー等のmeal dealsのセットがおすすめだと思います。






昼食後、草原が広がる丘が続く光景が広がります。なお車内は、leeds近郊で乗り降りがあった後は、ずっとガラガラです。
終点Armathwaiteには、13時18分に到着しました。











本来この路線は、leeds~carlisleまで結んでいますが、工事中のせいかArmathwaiteまでです。ここからcarlisleまで代行バスに乗り換えます。

約10人程の乗客を乗せた代行バスは、草原広がる細い道を高速道路走行並みの凄いスピードで走ります。carlisle郊外で若干渋滞したものの、約30分程でcarlisle駅に到着しました。









carlisle駅到着後、歩いて近辺を観光します。イギリスらしい街並を堪能しながら、約10分程歩きカーライル大聖堂に到着。さっそく中に入ります。










構内は、 まさに映画の世界で、綺麗なステンドグラスが建ち並びます。後に2ポンド寄付して大聖堂を出ました。







カーライル大聖堂から、カーライル城へ再び歩いて移動します。あいにく博物館は、平日で休館でしたが、外観を撮影、堪能します。






約1時間弱carlisle観光後、再び駅に戻りました。福岡に出てから、まともに風呂に入れず、中途半端にしか寝てないので、真っ直ぐエジンバラのホテルへ向かいます。





carlisleから、14時59分発edinburgh行列車に乗ります。待っている最中に、direct rail servicesと言う会社の列車が停車していました。車輌は、Class37と言うディーゼル機関車+客車の編成です。







定刻より7分遅れの15時6分にエジンバラ行の列車が到着し、さっそく乗り込みます。鉄道会社はvirgin trainsで、車輌はClass390(通称ペンドリーノ)電車です。





車内は結構混んでおり、ファーストクラスの空いてる席に座ります。しばらくしてドリンクサービスがあり、コーヒーを頼みました。



※テーブルが汚いです(^^;)。




車窓からは、草原に放牧された羊が見えます。いつの間にか列車は、時速200キロ超えて走行しています。ドリンクサービスのおかわりでビールを貰います
。ファーストクラスだと、ワイン・ビール等のアルコールも無料で飲めます。目的地のHaymarketには、定刻より遅れて16時20分過ぎに到着しました。













Haymarketは、エジンバラ中心部の隣駅です。まだ16時半過ぎですが、辺りは日が沈み暗いです。駅を出て、すぐ左に曲がり、歩いてホテルへ向かいます。約10分程でCumberland Hotelに到着。さっそくチェックインします。今回は、ネットでbooking.comを利用しました。2泊朝食付で、78ポンド(約10920円)でした。







部屋は1階フロント横の2号室でした。部屋はダブルベッドで、ポット・液晶テレビはありますが、冷蔵庫はありません。浴槽は無く、シャワー・トイレ付です。いわゆるB&Bですが、部屋も広く・綺麗で快適です。





荷物整理後、ホテル近くのスーパー・TESCOで夕食を調達します。なお、スーパー入り口にホームレスがたむろしています…。




再びホテルに戻った後、シャワーを浴びて長旅の疲れを癒します。シャワーを浴びた後、スーパーで買った瓶ビールを栓抜きで開けた所、なぜか瓶が割れ指を怪我してしまいました。フロントに相談したところ、絆創膏・ガーゼ・消毒薬を頂きました。感謝です。チップを渡そうとしたら、フロント男性曰く、要らないとの事。イギリスの男性は、紳士だと改めて実感しました。

傷の治療後、スーパーで買ったサラダ・サンドイッチと日本から持ってきたカップラーメンで夕食にします。イギリスのスーパー惣菜は、意外に無難で美味しかったりします。結局、長旅で疲れたせいか、20時半過ぎに眠りにつきました。




続きは、また後日書きたいと思います。以上naitya2000でした。

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