オーシャン東九フェリー奄美大島旅行記6「マリックスライン。クイーンコーラル8乗船記~桜島観光」
こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の最終回を書きたいと思います。
名瀬フェリーターミナルに19時30分頃到着しました。フェリーターミナル2階に、昭和の雰囲気漂う待合室と乗船券売場・売店・軽食コーナーがあります。
これから鹿児島行フェリーに乗ります。今日はマリックスラインで、就航船はクイーンコーラル8です。予定では、名瀬港20時30分入港・21時20分出港予定ですが、今日は21時10分入港予定のようです。乗船券売場が未だ開いてないので、先に夕食をとる事にします。
フェリーターミナルの飲食店は、メニューがイマイチでした…。仕方がないので、ネットで調べた近くにある名瀬港湾センターのレストランに行きました。店内は職員食堂の雰囲気で、券売機で先に食券を買います。今回は、レストランで一番高い奄美定食1000円と生ビール400円にしました。利用客は、港湾関係の労働者が多いようです。
待つこと5分程で、刺身・エビフライ・豚の角煮がメインのおかず類とご飯・味噌汁がきました。ガッツリした量で庶民的かつ美味しかったです(^^)。
夕食後、フェリーターミナルに戻り、乗船名簿を書き、マリックスラインの窓口で乗船手続きを行います。名瀬~鹿児島まで2等寝台利用で、11580円でした。離島航路なので割高です。行きの成田~名瀬までの航空券より高かったりします(^_^;)。
待合室でテレビを見ながら待っていると、問題がある乗船予定客がいたらしく、警官が来て職務質問をしていました。その間にフェリーターミナル内のおみやげ屋で家族へのおみやげを購入します。
結局クイーンコーラル8は、到着予定時刻から約30分遅れの21時40分頃入港してきました。今回乗船する船は、現在鹿児島~沖縄を就航しているマルエーフェリー・マリックスライン4船のうち、1番古い船だったりします。すかさず入港シーンを撮りまくります。
着岸後、さっそく乗船します。船員さん曰く、今日は強風等で海が荒れ、鹿児島到着が1時間~1時間半遅れる予定との事。また、はっきり揺れると念押しされました…。
今日は平日の船なのに、地元客で結構混んでいます。まさに離島の生活航路です。2等船室は、結構すし詰め状態でした。今回利用する2等寝台は、2段ベッドの8人部屋で私合わせて3人利用です。部屋は乗船後に客室乗務員によって割り振られ、船前方の201号Aで、幸い下段ベッドでした。
※2等座敷席
※2等寝台
出港後、船内放送によると、大きな揺れが予想されるとの事。さっそく酔い止めを服用します。なお船内客室部分は、レストラン・売店・ゲームコーナー・シャワールーム・2等・2等寝台・1等・特等と同じフロアに大部分が、まとめられています。なお他の階に2等船室があり、繁忙期用?と思われます。
出港前の荷役作業中に、売店にて魚肉ソーセージ・缶チューハイ170円を買い、ロビーにて晩酌します。早々と晩酌した後、屋上外部デッキに出てみます。
結局、22時15分過ぎに名瀬港を出港しました。出港後の船内放送によると、海の時化で大きな揺れが予想されるとの事。その為、鹿児島新港到着は、定刻より1時間30分遅れの朝10時頃到着予定のようです。そのせいか、出港してすぐ、大きな揺れが出始めました。
今晩は揺れが酷そうなので、身支度後すぐに船室で眠りにつきました。今回は2等より約4000円位割高ですが、2等寝台にしてよかったと実感しました。離島航路の夜行便は、寝る場所の確保の点から、最低2等寝台以上が良さそうです。
翌朝は7時30分頃起きました。昨夜は、やはり揺れが酷かったです。その割には、ぐっすり眠れたようです。酔い止めを飲んでいたおかげで、船酔いにはならずに済みました。身支度をして、屋上外部デッキに出ると、既に錦江湾内に入っていました。
7時45分頃レストランが開店し、朝食をとります。朝食は洋食2種類・和食1種類から選びます。今回は和食600円を選び、鯖の塩焼・ニラ玉の組み合わせでした。離島航路でレストランの温かい食事が食べられるのは、本当に助かります。
朝食後、外部デッキに出て薩摩富士等薄曇りの海を眺めます。途中、屋久島行の折田汽船・フェリー屋久島2とすれ違いました。なお、セーターが不要だった奄美大島に比べ、寒く感じます。
売店でホットコーヒー180円を買って、旅行記を書きながら飲みます。今朝は久しぶりに寒いので、温まります。到着前、外部デッキに出ると、桜島が見えます。
降り際に、地元客と雑談した所、今回乗船したクイーンコーラル8が、一番古く小さい船なので、人気が無いようです…。個人的には、古い船には古い船の良さがあるので好きです。結局、鹿児島新港に9時50分に到着しました。
鹿児島から鹿児島中央駅・鹿児島駅を結ぶ連絡バスに乗り換えます。運賃は160円と割安です。乗車率は、席がほぼ埋まる程度です。バスは鹿児島中央駅~天文館を走り、約20分程で水族館口に到着しました。これから最後の観光地桜島に向かいます。
停留所から5分程で桜島港行フェリーターミナルに到着。さっそく桜島行のフェリーに乗ります。出港後、すぐに外部デッキに出てすれ違う僚船と桜島を撮影します。約15分程で桜島港に到着しました。
桜島港到着後、フェリーターミナル歩いて直ぐの月讀神社を参拝します。最近は旅先での参拝は習慣になりつつあります。
桜島ビジターセンターにて、桜島の火山に関する展示を見ます。なお入場料は無料で、入口で出身県又は出身国を書いて入場します。なお外国人で一番多かったのは、韓国人でした…。
桜島ビジターセンター訪問後、展望台にて錦江湾及び航行する桜島フェリーを撮影します。なお展望台には、無料で利用出来る足湯があります。
桜島観光を駆け足でした後、最後に桜島マグマ温泉に入浴しました。利用料は300円と安く、ボディソープ・シャンプー・ドライヤーが備え付けられています。なお貴重品は、100円ロッカーを利用します。赤茶色のお湯で熱めでしたが、気持ちよかったです(^^)。
桜島港に再び戻り、12時30分発のフェリーで戻ります。船内は中国人観光客が多いです。出港後、奄美海運・フェリーきかいが停泊しているのを見つけ撮りまくります。約15分程で鹿児島港に到着しました。
桜島フェリー乗り場から鹿児島水族館経由で、帰りの高速バスの停留所がある鹿児島本港へと歩きます。途中、イルカが泳いでいるのを見つけます。
また、先程まで乗船していたクイーンコーラル8が停泊していたので、撮りまくりました。鹿児島到着後は丸1日停泊してから、翌日沖縄へ出港するようです。
鹿児島本港に到着後、昼食をとる事にします。しかしターミナル内のラーメン屋は、1杯1000円近くして高く、食べる気がしません…。結局ネットで調べたターミナル近くの和処めっけもんと言う店で、トロ函定食1296円を食べました。内容は刺身・天ぷら・貝汁・茶碗蒸し・ひじきの組み合わせで、今回の旅最後の食事としては申し分ない内容でした。
食事後、鹿児島本港高速バス停から、13時55分発福岡行高速バスに乗りました。鹿児島から福岡までネット早割で2730円でした。車両は、西鉄の夜行用車両です。車内は独立3列シート、シートに充電用コンセント付、トイレ付で快適です。
鹿児島本港出発後、天文館・鹿児島中央駅・下伊敷で乗車がありました。車内は半分位の乗車率です。途中、えびの・北熊本とトイレ休憩がありました。
結局、妻の車が待っている久留米ICバス停に17時40分頃到着し、下車します。こうして今回のフェリーと奄美大島の旅行が終わりました。
今後は、離島も行きたいと思います。以上naitya2000でした。
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