突然、青春１８きっぷ 乗りつぶし旅行１「久留米から山陰本線へ」

こんにちはnaitya2000です。今日から3回にわたって、青春１８きっぷを使った鉄道旅行記を書きたいと思います。今日は、第１回目です。

お盆休みの真っ只中、急遽鉄道旅行に出かける事にしました。まずは、朝５時前に約30分弱歩いてＪＲ久留米駅に到着。駅のファミリーマートで朝食と時刻表を買おうとした所、なんと時刻表が売られていませんでした…。久留米駅のみどりの窓口で、青春１８きっぷ11870円を購入します。青春１８きっぷ利用は、実は大学時代以来だったりします。



５時22分発下関・門司港行普通は、415系1500番台８両編成です。かなり古い車両ですが、関門トンネルをくぐれる貴重な交直流電車です。車内は長距離には向いていないロングシートです。なお下関行は、うしろ４両です。

車内は、ガラガラの状態で発車します。次第に夜が明けてきますが、あいにく曇り空です。車内で先程コンビニで買ったおにぎりで朝食を食べます。博多に近づくにつれ、乗客が増えてきました。

博多駅で、乗客がほとんど入れ替わります。車窓も明るくなり、青空が見えます。赤間を過ぎてから、お盆休みですが、通勤客らしき乗客が増えてきます。折尾過ぎてから、うとうと寝てしまいました。



門司駅で門司港行の切り離し作業があり、約10分程停車しました。その間に駅のトイレを利用して、再び下関行に乗り込みました。関門トンネルをくぐり、8時16分下関到着です。

　　※門司駅にて

下関駅構内売店で時刻表を購入し、計画を練ります。実は、事前計画をしていない突然の鉄道旅行だったりします(^_^;)。ある意味、国内鉄道乗り潰し旅行だから出来るんだと思います。結局、山陰本線・山陽本線全線走破の計画にしました。

９番線から下関9時3分発小串行普通に乗り込みます。山陰本線最初の列車です。キハ47・２両編成で、冷房付です。車内は地元客で結構混んでいます。ワンマンカー仕様ですが、車掌が乗っていました。

しばらくして、車窓から寂しげな海岸が見えます。ある意味、山陰本線らしい光景です。地元客の乗り降りも結構あり、9時45分小串駅に到着しました。

小串駅は有人駅で、駅員さんが長門市方面は落石事故で代行バスに乗り換えと案内しています…。幸い、待ってる最中に運転見合せが解除になり、9時50分発長門市行普通が、約10分遅れで出発しました。

長門市行普通は、先程同様キハ47・２両編成です。先程より混んでおり、何故か中国人系観光客？も乗っています。発車後、寂しげな海岸が見え、すかさず撮影します。しかし、窓が非常に汚れており、撮影しずらいです…。

※窓が非常に汚いです。。。

途中、特牛駅で中国人観光客を含め、たくさん降りました。その後、夏休みと思われる学生が、長門市に近づくにつれ、乗り込んできます。長門市駅には、定刻より約10分遅れの11時15分頃到着しました。

長門市から先の列車まで、１時間半程時間があります…。駅にある観光案内所で、昼食の美味しい店を教えてもらいました。観光案内所の女性は、非常に親切です。

長門市駅近辺は、田舎らしい寂しい町並みです。駅から歩いて５分程で、紹介してもらった「よし松」と言う店に到着。11時30分過ぎですが、さっそく入ります。店内は予約客でいっぱいらしく、カウンターに座りました。オススメの日替り定食松を頼みます。

待ってるうちに客が押し寄せ、満席になりました…。地元人気店のようです。10分程で来た料理は、刺身・ひじき・鯖の唐揚げ・魚のアラ入り赤だし・ギョロッケ・魚皮の酢和え・ご飯・ごま豆腐と言う組み合わせでした。特にギョロッケが揚げたてで美味しく、お得な昼食でした(^^)。

※よし松　食べログ　リンク




昼食後、長門市駅に戻り、待合室で旅行記を書いて時間を潰します。途中、臨時列車・みすゞ潮彩号が到着したので撮影しました。

長門市12時57分発益田行は、長門市～東萩までが臨時列車で、今日は幸い運転日でした。車両はキハ47・２両編成のワンマンカーです。車内は鉄道マニア等旅行客が多いです。長門市～益田間は、本数が非常に少なかったりします。

出発後しばらくすると、静かな海が広がります。リアス式海岸が車窓から広がり、飯井・三見と無人駅を停車していきます。東萩13時35分着。

東萩駅前は、観光地のせいか、結構開けています。ＪＲ中国の路線バスが停車していました。

東萩から同じ車両で益田まで再び乗車します。東萩13時54分に出発し、車窓から時々日本海が広がります。長門大井・須佐と無人駅が続きます。冷房が適度に効いてるので、うとうと寝てしまいました…。益田駅15時5分着。

益田駅は特急停車の有人駅ですが、地方都市らしい静かな駅前でした。停車している特急スーパーまつかぜを撮影します。

益田駅から15時23分発益田行普通に乗り換えます。車両は、キハ120単行でした。キハ120は、いわゆるレールバスです。車内はロングシートとクロスシートの組み合わせです。車内は旅行客で、ほぼ満席でした。先程からの鉄道旅行客が、そのまま乗り継ぐので当たり前です…。今回は、やむを得ずロングシートに座りました。

出発後、夏の日本海を車窓から眺めます。時々海岸で泳いでいる海水浴客を見かけます。レールバスのせいか、加速もキハ47より加速が良く、快調に走ります。車窓からの日差しが強いです。

なお隣席では、ロック系の髪型で和装に草履と言う出で立ちの兄ちゃんが、日本酒を飲みながら文学小説を読んでいます。また、隣斜め前のボックス席では、60代の親父がずっと笑いながら独り言を言っています…。益田から約１時間弱、16時13分浜田に到着しました。

浜田駅は、大きな病院が隣接し、益田駅よりは賑やかな駅でした。駅１階にはコンビニを兼ねた売店があります。売店で特産品である浜田名物赤天230円とノンアルコールビール154円を買いました。駅前からは、広島行の高速バスが出ています。

再び改札を通り、特急おき・特急スーパーまつかぜを撮影後、16時56分発出雲市行に乗り込みました。車両は、キハ120の２両編成ワンマンカーです。車内は、地元客と旅行客でいっぱいです。

    ※江津駅にて撮影

発車後、先程売店で買った赤天を食べながら、ノンアルコールビールを飲みます。赤天は、カレー風味の魚のすり身天ぷらで美味しいです(^^)。なお、ボックス向かいに座っていたお婆ちゃんが、必死に切符を探していましたが、私が見つけました(^_^;)。よかったです。

列車は、途中行き違いで定刻より２分遅れとなり、結構とばします。車内は、鉄道マニアカップル（乗り鉄）等乗っており賑やかです。途中、快速アクアライナーや特急スーパーおきにすれ違います。車窓の海が、やはり綺麗です。ボックス席向かいのお婆ちゃんは、降りるべき太田市駅を乗り過ごしそうでした…。

陽が傾き、車窓から夕陽が見えます。出雲市に近づくにつれ、地元客が増えてきました。出雲市には、定刻18時49分に到着です。

出雲市到着後、隣ホームには18時55分発寝台特急サンライズ出雲が停車しており、すかさず撮影します。何時かは、一番安いノビノビ座席でも乗りたいと思います。

撮影後、19時発米子行普通に乗車しました。車両はキハ47の２両編成で、若い女性車掌さんでした。車内放送の声が可愛いかったりします。

発車後、直江・玉造温泉と行き違い停車が続きます。今日乗った普通列車では、最も鈍足だと思います。結局、松江には19時50分に到着し、この駅で降りました。夜行普通列車が壊滅状態の現在、年齢的にもホテル等に宿泊せざるを得ません…。

　　※松江駅到着

今回は携帯でネット検索し、松江駅南口歩いて３分の松江駅前ユニバーサルホテルを予約しました。駅前のローソンで夜食を購入し、さっそくチェックインします。

ホテルは15階建ての大きいホテルで、お盆真っ只中の繁忙期である為、割増料金のシングル6,180円でした。また通常無料サービスの夕食も有料となっており、別途700円でした。

部屋は、11階の1143号室禁煙で、テレビ・冷蔵庫・ポット付きのシングルルームでした。バストイレは、ウォッシュレット付です。最上階15階には、人工温泉の展望大浴場があり快適でした。

入浴後、職員食堂のような１階レストランで、職員食堂のような夕食を食べました(^_^;)。700円の日替り定食は、鯵のフライ・肉団子・味噌汁・ご飯・サラダバーと言う組み合わせです。味も、職員食堂のような味でした(^_^;)。ジュース等ソフトドリンクは飲み放題になっています。なおレストラン内には缶ビールの自販機があり、第三発泡酒が190円で売られていました。良心的だと思います。

部屋に戻り、旅行記を書きながら夜食を食べます。朝も早く疲れていたので、結局23時には寝てしまいました。

続きは、また後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。