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2016年10月7日金曜日

日本最長路線バス・八木新宮特急バス乗車の旅2「大阪南港~八木~新宮 十津川新宮特急バス」

こんにちはnaitya2000です。今日は、旅行記の2回目を書きたいと思います。

まだ夜が明けない早朝3時過ぎに起き、旅行記を書いて過ごします。4時過ぎに外部デッキに出て、明石海峡大橋通過シーンを見届けました。照明が少なく、暗闇に映える明石海峡大橋でした。






身支度後、5時過ぎに再度外部デッキに出て大阪南港入港シーンを見届けます。5時半頃ほぼ定刻に大阪南港に到着しました。





通常なら、到着後すぐ下船なんですが、昨夜夕食後に案内所で「のんびり下船」サービスを申し込んだので、6時半まで滞在出来ます。


あわただしく下船していく乗船客を見届けた後、レストランで朝食をとりました。名門大洋フェリー1便は、無料朝食サービスがあります。サラダ・パン・ゆで玉子・コーヒー等のシンプルな内容ですが、非常に良いと思います。


朝食後、再度外部デッキに出て、入港してくるオレンジフェリー・おれんじ8の入港シーンを見届けました。今回は、朝にゆとりがあるので、船内でのんびり出来ます。結局、予定通り6時30分に下船しました。











大阪南港は、ニュートラム・フェリーターミナル駅と繋がっているので、非常に便利です。フェリーターミナル駅から、ニュートラム・地下鉄四つ橋線・地下鉄千日前線と乗り継ぎ谷町九丁目まで移動しました。








谷町九丁目から3分程歩いて近鉄上本町駅まで移動します。乗るべき電車まで時間があったので、上本町駅近くの母校(高校)を見に行きました。実は実家が奈良なので、大阪の高校に通っていました。実に28年ぶりです…。



高校の雰囲気は大幅に変わったものの、運動場は相変わらず狭く、一部の校舎と体育館は、そのままでした。土曜日ですが、通学する高校生をちらほら見かけます。



近鉄上本町から、当初8時15分発五十鈴川行急行に乗る予定でしたが、時間もあるので、7時54分発榛原行準急に乗りました。5200系が主の10両編成という長大編成で、近鉄では貴重な転換クロスシートです。









出発後、鶴橋・布施・八尾と停車していきます。走りはゆっくりですが、途中からかなり飛ばします。スマホの速度アプリを使うと、最高時速110キロ出ていました。






高安・国分と特急列車の通過待ちがあります。国分からは各駅に停まり、大阪府から奈良県に入ります。目的地の大和八木には、8時50分頃到着しました。







大和八木駅下車後、駅近くの観光案内所内奈良交通切符売場に向かいます。これから、高速道路を使わない日本最長路線バス・新宮行特急バスに乗ります。大和八木から新宮までの乗車券は、5250円でした。






2番乗り場から、9時15分発新宮行特急バスに乗り込みます。車両は山岳の狭い道を走るせいか、一回り小さい車両です。座席も、リクライニングしないバケットシートです。







バスは、ほぼ満席の状態で大和八木を出発しました。車内は高齢者ハイキング客・観光客・地元客で大にぎわいです。これから、五條バスセンター~上野地~十津川温泉~本宮大社と経由して新宮駅へと向かいます。所要時間約6時間30分のバス旅になります。



まずバスは、国道24号線を走ります。特急バスとは言うものの、五條バスセンターまでは各駅のようです。途中、地元客の乗り降りが結構あります。高田市駅~御所と経由して五條バスセンターには、10時21分に到着しました。






五條バスセンターで10分のトイレ休憩があります。バスにはトイレが無いので、トイレ休憩は重要です。さっそくバスセンター横のスーパーにあるトイレを利用しました。





  ※全員下車しました。

バスは五條バスセンターを出発し、JR五条駅で数名乗り込み、満席になりました。途中、地元客が頻発に乗り降りします。しばらくして国道168号に入り、山道をひた走ります。いつの間にか雨も降り始め、車窓が見ずらくなります。





バスは国道168号線を西吉野町~大塔町と走ります。時速は一般道なので、約40キロ前後です。















12時5分上野地に到着し、20分のトイレ休憩がありました。ここで多くのハイキング客が降りていきました。停留所併設のトイレが小さいので、大混雑です(^_^;)。









近くにある谷瀬の吊り橋を急いで観光します。渡って往復する時間は無いので、少し渡って、すぐ引き返しました。吊り橋観光後、「山の駅吊り橋の郷」と言う店で、昼食を買い込みます。この上野地で昼食を買わないと、食べそびれると思われます。









上野地出発後、さっそく先程買った昼食を食べます。めはり寿司(2個300円)・煮玉子100円と言う組み合わせです。素朴で結構美味しかったりします。なお弁当はあいにく売られていませんでした。


バスは、国道168号を外れ、側道を走り集落の停留所をこまめに通ります。国道168号復帰後は、車窓から十津川の濁流が見えます。国道168号は災害との戦いのようで、大がかりな復旧工事・改良工事の現場をたくさん見かけます。





13時6分頃十津川村役場に到着し、観光客が4~5名降りていきました。発車後、バスは、側道で集落に立ち寄りながら国道168号を走ります。










十津川温泉に13時31分到着。下車客もいますが、ここから久々に乗車する客がいます。10分トイレ休憩がありました。ここには、バス営業所と近くに食料品が売られている雑貨屋がありました。なおトイレは、あまりキレイではありません(^_^;)。













十津川温泉出発後、車窓から濁流の十津川を眺めます。途中、十津川高校停留所から乗車した男子高校生が県境の集落で下車していきました。バスは奈良県から和歌山県に入り、走り続けます。






 14時24分に本宮大社前に停車し、観光客が乗り込んできました。本宮大社から国道168号から外れ、湯の峰温泉・川湯温泉と立ち寄ります。








川湯温泉過ぎてから国道168号に復帰し、道も良いせいか快走します。この辺りから特急バスらしく、新宮高校前までノンストップです。スマホの速度アプリを使うと、時速50キロ前後出ています。車窓から濁流の新宮川と水力発電所が見えます。










長く共にした国道168号から離れ、国道42号に入ります。新宮市内に入り、終点新宮駅には、ほぼ定刻の15時46分に到着しました。下車時にネットに載っていた完乗証明書について確認した所、3年前に無くなったとの事でした。







新宮駅前で、傘を買うべくコンビニを探しますがありません…。幸い新宮駅観光案内所で傘を貸して頂き、雨降るなか、新宮駅から歩いて観光します。


まずは歩いて10分程にある新宮城跡に立ち寄りました。高台から新宮川と新宮市街を見晴らす事が出来ます。









新宮城跡から、歩いて10分程で世界遺産である熊野速玉大社を参拝します。雨の中、辺りとは明らかに空気が澄み、雰囲気違います。今回も、家族円満・健康・事務所繁栄を祈願しました。






熊野速玉大社から、仲之町商店街アーケードを通ります。最近の地方都市らしく、ひどい寂れっぷりです…。アーケード街を抜けると、スーパーオークワがあり、夜食を調達して帰りました。






今回の宿、ホテルニューパレスには17時頃到着しました。今回もじゃらんで予約し、朝食付きで8500円でした。私には若干高級なホテルだったりします。フロントさんにお願いして、追加で夕食1600円を追加しました。




部屋は610号室で、バストイレ付シングルルームです。部屋内には、冷蔵庫・空気清浄機・ポットも備え付けられています。部屋も広く、ベッドもダブルベッドで、快適です。




なおWIFIはフロントでルーターを借りて使用する事が出来るはずなんですが、何故かルーターを使わなくても、WIFIが使えます(^_^;)。

荷物整理後、3階大浴場で旅の疲れを癒しました。サウナはありませんが、脱衣場・大浴場ともに広く快適です。



  ※入浴客がいないときに撮影

18時半に、2階レストラン「和ダイニング」で夕食「雪」をとりました。地ビール700円で晩酌しながら美味しく頂きます。内容は、鶏のすきやき・刺身・天ぷら・ご飯・味噌汁の組み合わせで、ボリュームもあり非常に美味しかったです(^^)。




  ※全部揃うときまで待ち切れず、天ぷら・刺身が減ってます(^^;)。

夕食後は部屋に戻り、スーパーで買ったさんま寿司410円と酎ハイで晩酌しました。結局、疲れていたせいか20時過ぎに早々と眠りにつきました。




続きはまた、後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    このバス路線は以前から気になっていました。山間での降雨。濁流がすごいですね。関東からですとオーシャン東九フェリーで徳島入りして、南海フェリーで紀伊半島入りというアプローチですね。オーシャン東九フェリー新船の乗船を兼ねていつかチャレンジしたいです。

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  2. コメントありがとうございます。この路線バスは、以前から乗りたいと思っていました。今後も、路線バス・高速バス関係も面白そうな路線は乗りたいです(^^)。

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