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2023年11月7日火曜日

週末ベトナム鉄道旅行1日目「ベトジェットエアでハノイへ。ハノイ地下鉄乗りつぶし~ベトナム統一鉄道SE3に乗車し、サイゴンへ。」

 こんにちはnaitya2000です。今日からベトナム鉄道旅行記を書きたいと思います。まずは1日目・1回目です。

11月初め、平日木曜日の夜明け前の西鉄久留米駅から、5時15分発福岡空港行西鉄高速バスに乗りました。早朝なのに車内はほぼ満席です。新型コロナウイルス蔓延時のガラガラ車内とは、違います。


バス車内は無料WiFi・スマホ充電用USB端子があるので助かります。ただし、USB端子は何故か反応しません。車内は途中バス停からも乗車が多く、久留米ICから九州自動車道に入る頃には補助席まで使う程の混雑ぶりでした。


途中、宮の陣は乗客がいなかったものの、基山で4人乗客がおり、あいにく1人積み残してしまいました。車内は、補助席含めて満席です。バス運転手不足で高速バスの運行本数が減った反面、ビジネス・観光客が増えたのが理由だと思います。


太宰府ICからは、福岡都市高速道路を走ります。まだ夜は明けず、暗闇の福岡市内を走ります。金の隈ICから一般道を走り、福岡空港国内線ターミナルには6時8分頃到着。大半の乗客が降りていきます。発車時に残り乗客は、私を含め10人程です。夜明の朝日が見えた頃、終点の福岡空港国際線ターミナルには、6時20分頃到着しました。

バス下車後、まずは1階到着フロア端にあるレンタルWiFiロッカーから、WiFiルーター等を取り出します。今回はグローバルWiFiで、ベトナム容量無制限5日間3,185円でした。前回のタイより安いです。

レンタルWiFiを借りた後、出発フロアに移動します。既に今回搭乗するLCCベトジェットエアのB搭乗カウンターは、長蛇の列です。福岡空港からベトジェットエアは、今回搭乗するハノイ行とバンコク行が就航しています。同じB搭乗カウンターでも、バンコク行が長蛇の列で、幸いハノイ行はまだ混んでいませんでした。搭乗手続きは、パスポート残存期間と帰りの航空券確認がありましたが、6時40分頃問題なく終わりました。福岡空港からハノイまでHISでネット購入し、片道22,430円でした。



搭乗手続き終了後、保安検査と出国審査を通過します。若干並びましたが、7時10分頃無事通過しました。制限エリア内は、セブンイレブン以外開いていません。仕方がないのでセブンイレブンで、朝食と歯みがきセットを購入します。


その後、待合室で朝食をとります。今回は、かしわにぎり200円とピザパン140円にしました。無難に美味しかったです。

朝食後、今回の旅行 では、顧問先ベトナム現地法人に訪問するので、免税店で日本お土産を購入しました。空港制限エリア内は、大混雑状態です。

なお空港内両替屋Travelexでベトナムドンのレートを確認すると、1ベトナムドン=0.0085円という信じられない位悪いレートでした。なお旅行日現在ネットでの情報では、1ベトナムドン=0.0061円でした。



8時35分頃56番搭乗口から、8時55分発ベトジェットエアVJ959便ハノイ行の搭乗開始となりました。機体はA321 ACF LRで、機内は3+3シート配列です。今回は33F窓側席で、ほぼ満席です。隣真ん中席も乗客がいます。乗客の大半はベトナム人・東南アジア系外国人で、日本人は非常に少ないです。





搭乗完了まで時間がかかり、搭乗完了後も離陸待ちの挙げ句、9時30分頃福岡空港を離陸しました。なおベトジェットエアは、離陸・着陸・空港内移動中は全ての電子機器使用禁止です。9時35分頃安定飛行に入り、シートベルト着用サインが消灯しました。

安定飛行後は、スマホに入れたMP3アプリで音楽を聞きながら、事前にスマホにダウンロードしたベトナム観光ガイドを読んで時間を潰します。機窓からは、雲が少ない青空と海が見えます。


青い海が広がる景色から、茶色い水が広がる河口や密集した建物が広がる景色に変わります。LCCなのでフライトマップが無いですが、どうやら中国本土上空を飛んでいるようです。搭乗機は、中国本土上空を南へと飛び続けます。次第に、街中から山岳地帯上空と機窓の景色が変わっていきます。


ベトナム時間11時過ぎ(日本時間13時過ぎ)に高度を下げ始め、シートベルト着用サインが点灯します。ベトナム・ノイバイ国際空港には、定刻より48分早くベトナム時間11時40分(日本時間13時40分)頃着陸しました。ベトナムと日本の時差は、2時間です。ベトナム首都の空港にしては、あまり大きくないような気がします。思ったより駐機場までの移動に時間がかかった挙げ句、搭乗機を降りた後、バスで移動します。

バス下車後、入国審査が予想通り長蛇の列です。意外に日本人旅行客・ビジネス客も結構います。予想通り時間がかかり、入国審査を通過して出口にたどり着いたのは、ベトナム時間13時過ぎでした。

まずはレンタルWiFiを繋げ、スマホが使えるようにします。すぐに出口近くの両替屋で24,000円をベトナムドンに両替しました。ベトナムドンで3,900,000ドンに両替され、1ドン=0.00615円と思った以上にレートが良かったです。


両替後、空港内のHoa Anh Fast Foodで、ビーフフォー80,000ドン(492円)を頂きます。あっさり風味、牛肉たっぷり入っていて非常に美味しかったです。なお添えられたライムと唐辛子を入れたら、味変して美味しかったです。



昼食後、ノイバイ国際空港から空港バス45,000ドン(277円)でハノイ市街へ向かいます。運賃は運転手さんへ先払いです。車内は通勤ラッシュ並みの混み具合です。当然、私も座れません^⁠_⁠^。13時50分に発車後、バスはしばらく高速道路を爆走します。高速道路を降りて一般道に入ってから、多くのバイクと混じりながらバスはゆっくり走ります。14時35分頃ホアンキエム湖近くの停留所で下車しました。



バス下車後、バイクに気をつけながら歩道を歩きます。街中は元フランス統治時代があったせいか、西洋が混ざった良い雰囲気です。14時45分頃ホアンキエム湖に到着。しばらく湖畔歩道を歩きます。ヨーロッパ旅行客が多いですが、のどかな雰囲気です。





ホアンキエム湖散策後、ベトナムでは珍しい信号付横断歩道を渡り、ハノイ大教会に歩いて向かいます。15時過ぎハノイ大教会に到着。多くの観光客と一緒に写真撮影します。正式には、聖ヨセフ大聖堂と言われるカトリック教会のようです。

ハノイ大聖堂観光後、配車アプリGrabでバイクタクシーを呼びます。恥ずかしながら、初Grabです。戸惑いましたが、なんとか乗せてもらうバイクおじさんに会うことが出来て、ハノイ地下鉄カツトリン駅へ向かいます。スリリングかつ手慣れた運転を味わいながら、約10分程で15時30分頃カツトリン駅に到着しました。料金は、25,000ドン(154円)でした。支払は、Grabに登録したクレジットカードで支払いました。

ハノイ地下鉄カツトリン駅構内は思った以上に閑散としています。ベトナム語表記しかない(あとから英語に変更可能と判明)自動券売機で、終点イエンギア15,000ドン(92円)まで買います。乗車券は、プラスチックカードです。さっそく自動改札を通って乗車します。車両・システム共に中国製です。



車内はプラスチック製ロングシートが並び、席がそこそこ埋まる程度で、混んではいません。ベトナム入国後、マスク着用者が少ないですが、地下鉄車内はマスク着用者が結構います。冷房は、南国あるあるの冷蔵庫並に冷えてはいません。


発車後、高架線を快調に走ります。思った以上に、車窓から見えるハノイ市街の街並みが綺麗です。約25分程乗車して、16時3分終点イエンギア駅に到着しました。



列車下車後、駅近辺を見回しますが、隣接するバスターミナル以外何もありません。先まで高架線が伸びており、近い将来延長しそうな状態です。駅近辺には客待ちしているGrabバイクのおじさんがたくさんいます。



再び、地下鉄に乗り途中駅のヴァンクアン駅までの乗車券10,000ドン(62円)を購入します。列車は、始発駅のせいかガラガラです。




発車後、高架線のせいか見晴らしが良く、思った以上に綺麗な車窓を眺めながら、約10分程で目的地のヴァンクアン駅に16時20分頃到着しました。




地下鉄下車後、駅近くのスーパーTops Marketで予備食を購入します。思った以上に充実した品揃えで、ハノイ宿泊の場合、ホテル部屋食時には使えそうです。






スーパーで買い物後、再び地下鉄でカツトリン駅まで移動します。運賃は、12,000ドン(74円)でした。夕方になったせいか、乗客に学生が増えてきました。しかし満席近くなるものの、立ち客はいません。約15分程乗車して、17時30分頃終点カツトリン駅に到着しました。




地下鉄下車後、ベトナム統一鉄道ハノイ駅までGrabで移動する事にします。しかし帰宅時間のせいか、中々マッチングしません。偶然近くにいた客待ちしているのに何故か私とマッチングしないGrabバイクのお兄さんが、表示されている料金31,000ドン(191円)で行くと申し出があり、乗せてもらいます。


バイクと車で激混みな道路を、巧みな運転で走ります。正直、日本人では無理ゲーな世界です。約10分程乗車して17時55分ハノイ駅に到着。ボラれるか?と心配でしたが、31,000ドン現金支払いで大丈夫でした。少しチップを払ったら喜んでました。なおベトナム旅行の場合、ホテル滞在型旅行を除き、キャリーバッグはオススメ出来ないと思います。

ハノイ駅到着後、ネットにて12GOで購入していたハノイからホーチミンまで1等片道のバウチャーを乗車券に交換すべく、駅窓口に見せますが通じません。



とりあえず駅向かいの屋台で、夕食を調達します。なお信号が無い横断歩道を渡るのは、至難の業です。


夕食購入後、ハノイ駅構内にある売店でビール2本と水50,000ドン(308円)を購入しました。18時35分に19時20分発ホーチミン行SE3列車の改札が始まり、乗り込みます。結局、バウチャーを乗車券に交換せずに乗る事が出来ました。ハノイからホーチミンまで、1726キロの長距離夜行列車です。



ホーチミン行SE3列車は、中国南車製電気式ディーゼル機関車D19E+食堂車+1等座席 ソフトシート+6人寝台 ハードベッド+4人寝台 ソフトベッドの編成で、2段寝台は鉄道会社販売の分と12GO等旅行会社販売の分2種類あるようです。鉄道会社販売の2段寝台はハノイ〜ホーチミン間1,464,000ドン(9,004円)に対し、今回12GOで購入したViollette Expressは、購入当時19,851円(124.07ユーロ)しました。なお全車冷房車です。

鉄道会社販売分4人寝台 ソフトベッド

発車後に車掌さんの案内でViollette Expressの車両に移動しました。2段寝台4人部屋個室です。私のベッドは、10号車13番下段です。ベッドには、読書灯・スマホ充電用コンセント・スマホ充電用USB端子があります。あとミネラルウォーター・缶コーヒー・スナック菓子がありました。同室には、ドイツ系中年旅行客が乗っています。車両には、洋式トイレと洗面所があります。

viollette Express 4人寝台 ソフトベッド

   

最初、鉄道会社販売分2段寝台に座ってしまい、ドタバタしましたが、車窓からハノイの街並みを見ながら、夕食をとります。今回は、バインミー2個90,000ドン(554円)にしました。具沢山で、ビールにピッタリ合ってバリ旨です。ベトナムビールは、333とBia Hanoiを飲み比べましたが、333の方がダントツで美味しいと思います。


夕食後、車内販売でタイガービール25,000ドン(154円)を追加します。シンガポールのタイガービールも美味しいです。東南アジアのビールは、基本美味しいと思います。


列車の揺れは激しいですが、鉄道マニアの私の場合、気になりません。車内通路を細身の白人中年女性が、Tシャツとパンティ(下着)姿でうろついていて、びっくりしました。結局、ほろ酔い気分で早々と、21時には眠りにつきました。


給湯器もあります。


続きは、また後日書きたいと思います。

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