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2023年1月17日火曜日

年始め、タイ国鉄乗りつぶし旅行1日目「タイエアアジアでバンコク・ファランポーン駅から新型寝台特急列車でノンカーイへ」

 こんにちはnaitya2000です。今日からタイ国鉄 鉄道乗りつぶし旅行記を4回に分けて書きたいと思います。まずは1日目・1回目です。

まだ夜が明けない早朝、西鉄久留米駅から6時30分発福岡空港行高速バスに乗りました。車内はビジネス客が多く、10数名乗車しています。乗り換え無しで福岡空港まで行けるのは、非常に助かります。これから南国タイへ行くので、上着はライトダウンジャケットのみの、薄着です。



発車後、渋滞に捕まらずに一般道を約10分程走り、久留米ICから九州自動車道を走ります。車内には、無料WiFiとスマホ充電用端子があるので、非常に助かります。筑後川を渡ってすぐのバス停・宮の陣で、ビジネス客が乗り込んできました。


再びバスは、九州自動車道を走ります。速度アプリで計測すると、時速80キロ後半で走っています。基山・筑紫野と停車後、太宰府ICを7時10分頃通過。その後、福岡都市高速を走ります。今朝は生憎、小雨が降っています。



福岡都市高速を金の隈ICで降りた後、国道3号線バイパスを走りますが、渋滞に捕まります。福岡空港国内線ターミナル停車後、終点福岡空港国際線ターミナルには、定刻約10分遅れの7時43分に到着しました。大半の乗客が国内線ターミナルで降り、国際線ターミナルまで乗車していたのは、私を含め3人でした。


バス下車後、ターミナル1階WiFi貸出ロッカーから、メールで届いたQRコードでネット予約していたレンタルWiFiを取り出します。今回もグローバルWiFiをネット予約し、タイ容量無制限5日間で4,445円でした。去年10月のタイ旅行時より、高くなっています。

レンタルWiFiを受け取った後、出発フロアに移動し、搭乗カウンターで搭乗手続きを行います。今回はタイエアアジアを利用で、福岡〜バンコク・ドンムアン空港往復・オプション込で、48,580円でした。今回利用する飛行機はLCCで機内持ち込み手荷物重量制限が7キロまでですが、重量検査はありませんでした。

国際線ターミナル出発フロアは大混雑です。約半年前は閑散としていたのが、嘘のようです。航空運賃も前回タイ旅行時より、かなり高くなっています。約40分程かかって8時30分頃搭乗手続きが終わりました。

搭乗手続き終了後、今までに見た事が無い保安検査場の長蛇の列に並びます。出発2時間以上前に福岡空港国際線ターミナルに到着しても、ギリギリかもです。日本人もいますが、列の多くが韓国人・ベトナム人等外国人です。コロナ蔓延化時に、保安検査要員を休業ではなく、「削減」した影響では?と思います。



9時20分頃、約50分程かかって保安検査場と出国審査を通過します。すぐにセブンイレブンでおにぎりと水381円を購入しました。10時発バンコク・ドンムアン空港行タイエアアジアFD737 便は、1番奥59番ゲートでした。搭乗する前に、先程買ったおにぎりを食べます。こんなに混んでいる福岡空港国際線ターミナルは、始めてです。



9時35分頃、59番搭乗ゲートから、まだ9時30分発タイベトジェットエア・バンコク・スワンナプーム国際空港行の最終案内表示が出ている状態で、搭乗開始となりました。待合室も満席状態で、空港内大混雑かつ滅茶苦茶です^_^。搭乗機までバスで移動し、さっそく搭乗します。


機体はA321で、座席は追加料金を払って窓側席11Fにしました。機内は7割位の搭乗率で、幸い隣2席が空席でゆったり出来ます。座席手摺先端には、スマホ充電用端子があります。ただしWiFiはありません。



搭乗後も滑走路渋滞で長く待ち、10時40分頃福岡空港を離陸しました。機体は福岡市街を一望した後、厚い雨雲を通り抜けます。タイ・バンコク・ドンムアン空港までの搭乗時間は、約6時間です。




安定飛行に入ってから、機窓からは青空と雲海が見えます。機体は九州を縦断し、太平洋に出ます。11時20分頃、事前にネット予約していた機内食が来ました。今回は、タイに行くのに何故かマレーシア料理ナシレマ約400円です。甘みを帯びた激辛な美味しさでした。エアアジアの機内食は他社より安いので、オススメだと思います。そのせいか、機内食を食べている乗客が多いです。



機内食を頂いた後、MP3プレイヤーで音楽を聴きながら寛ぎます。目が覚めた時、機窓から宮古島と多良間島が見えました。機内はアジア系乗客が多いせいか、大半がマスクをしています。しばらくキンドルに入れた地球の歩き方タイ・バンコクを読みながら、過ごします。とは言っても、今回の主な目的は鉄道と船で、ついでに観光地だったりします。

あまり揺れもなく、快調に飛行した後、15時40分(タイ現地時間13時40分)頃高度を下げていきます。機窓からは、バンコク郊外の街並みが見えます。バンコク・ドンムアン国際空港には、ほぼ定刻14時に到着しました。タイと日本との時差は、2時間です。



搭乗機を降りた後、入国審査も混んでおらず、すんなり入国出来ました。入国カード記入も無くなり、新型コロナウィルス関係の書類提出等もありませんでした。レンタルWiFi設定後、顧問先等から数件電話があり、対応します。私の場合、旅先でも出来る限り対応します。

ひと息ついた後、タイ国鉄(長距離列車用)ドンムアン駅に向かいます。非常にわかりにくい入口から陸橋を渡り、ドンムアン駅に到着。ローカル線駅のような、長閑な駅です。



駅ホームには両替屋Happy Richがあり、レートが良かったので、ここで30,000円を7,590タイバーツに両替しました。1バーツ=3.95円でした。

両替後、ちょうど15時34分発チェンマイ行快速列車が約20分遅れて到着したので、すかさず写真撮影します。快速列車ですが、冷房付寝台車2両連結されており、立派な長大編成です。特急列車より、こういう長距離夜行列車が個人的には好きです。



チェンマイ行快速列車を見届けた後、国際線ターミナルに戻り、国内線ターミナルを経由してレッドライン・ドンムアン駅へ歩きます。途中、国内線ターミナル内セブンイレブンで、虫除け薬とレッドブル合計72バーツ(284円)を購入しました。なお国内線ターミナル内両替屋で確認すると、1バーツ=4.21円でした。



空港ターミナルから長い陸橋を渡り、高架駅のレッドライン・ドンムアン駅に到着。自動券売機でバンスー駅までのトークン35バーツ(138円)を購入します。



ホームには何故か時刻表がありません。約15分程待って16時45分バンスー行の列車に乗りました。車両は、日本・日立製作所製1000系電車です。車内は、スワンナプーム国際空港のエアポートレールリンクのように混んでいません。ちらほら下校中の高校生を見かけます。



発車後、高架線を快調に走ります。速度アプリで計測すると、最高時速110キロ前後出ています。約20分程乗車し、バンスー中央駅に到着しました。なお今年2023年1月19日から、普通列車と観光列車を除く大半の長距離列車が、ファランポーン駅からバンスー駅始発に変更となるようです。名称もクルンテープ・アピワット中央駅に変更されるようです。



バンスー中央駅からスクンビットまでMRTブルーラインに乗り換え、移動します。約20分程乗車し、目的地のスクンビットに到着。




下車後、BTSアソーク駅に移動します。BTSアソーク駅でラビットカード(BTS用ICカード)に300バーツをチャージしました。BTSアソークから、隣駅のプロンポンまで移動します。運賃は17バーツ(67円)でした。17時頃プロンポン駅に到着。駅直結の高級ショッピングモール・エンポリアムに向かいます。



ショッピングモール内は、庶民的な雰囲気が好きな私には、場違いな雰囲気だったりします。4階フードコートで夕食をとろうと思いましたが、イマイチぴんと来ないので、やめました。


エンポリアムを出てから、隣のベーンチャシリ公園を少し散策します。まさに都会のオアシス的な公園で、下校時に立ち寄ったと思われる学生がいます。なおタイの学生は、日本のような制服を着ています。


ベーンチャシリ公園散策後、BTSプロンポン駅からスタジアム駅まで移動します。冷蔵庫のように冷えた満員電車に乗り、17時40分頃スタジアム前駅に到着しました。





BTS下車後、駅前にあるMBKセンター6階フードコートで夕食をとります。今回はレッドチキンカレーとグリーンカレー2種盛り70バーツ(276円)にしました。安旨で、お腹いっぱいになりました。私の場合、どうしても高級感よりコストパフォーマンス(費用対効果)を選んでしまいます。





夕食後、再びBTSスタジアム前駅からアソーク駅まで、BTSで移動します。帰宅ラッシュのせいか、車内は満員です。約10分程乗車し、アソーク駅からMRTシーロム駅まで歩きます。その後シーロム駅からファランポーン駅まで、MRTブルーラインで移動します。目的地ファランポーン駅には、18時55分に到着しました。




MRT下車後、地下道を通ってタイ国鉄ファランポーン駅まで移動します。19時頃タイ国鉄ファランポーン駅に到着。今年1月19日に大幅に列車が移転するせいか、大半のお店が閉まっていました。ただ格式ある広大な駅待合室は健在です。なお自販機でスナック菓子を買おうとしたら、20バーツ飲み込まれ、戻って来ませんでした。





当初、バンコクから南線に乗り、マレーシア国境の町パタンプサール行寝台特急に乗る予定でした。しかし去年12月上旬、列車爆破テロが2回あり、タイ国鉄職員に死者が出ました。旅行直前に南線のヤラー〜マレーシア・パタンプサール間の運行復帰になりましたが、大事をとって旅行計画を東北線寝台特急に変更しました。


さっそく5番線から、20時発ノンカーイ行25特急 夜行寝台列車に乗り込みます。中国製ディーゼル機関車+中国製新型寝台客車・食堂車の編成です。客車は1等寝台・2等寝台共に冷房車です。なおタイ国鉄は列車内禁酒で、今晩は飲酒を控えます。




今回利用するのは、2号車2等寝台16番ベッド下段です。バンコク〜ノンカーイまで距離は621.1キロ、運賃は998バーツ(3,942円)でした。切符は、タイ国鉄ホームページから、ネット予約・購入しました。切符は、プリンターで印刷済です。



ベッドには、読書灯とスマホ充電用コンセントがあります。新しいせいか車内は綺麗です。各車両に洗面所とトイレがあります。トイレは真空式洋式トイレで、タイ国鉄定番のタレ流しではありません。






ファランポーン駅を定刻20時に発車。さっそく男性客室乗務員さんがベッドメイキングしてくれます。2等寝台ベッドの形状は、日本のブルートレインで言うと開放A寝台、又は583系電車A寝台に似ています。列車は定刻20時に発車し、ファランポーン駅からバンスー中央駅までゆっくりとした走りです。





20時21分バンスー中央駅に到着。ファランポーン駅発車時はガラガラだった車内が一挙に混みます。ドンムアン駅には、定刻より7分遅れの20時55分到着。車内は、ほぼ満席になりました。車内はフランス人グループ客が乗り込み、大賑わいです。車内でフランス語とタイ語が入り交じり、まさにカオス状態です。



ドンムアン発車後、列車の速度が速くなりました。ランシットには、定刻7分遅れの21時4分到着。ランシット発車後、車掌による車内改札がありました。今朝は早かったので、車内改札後すぐ眠りにつきました。

続きは、また後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。


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