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2017年11月3日金曜日

秋の台湾・阿里山森林鉄道旅行2「阿里山森林鉄道~台鉄自彊号で高雄へ」

こんにちはnaitya2000です。今日は、旅行記の2回目を書きたいと思います。

昨夜は早く寝たせいか、早朝4時過ぎに起きてしまいました。時差が1時間あるのも、影響しているかもしれません。たまっている旅行記をスマホで書きながら過ごします。


テレビでは、台風について報道しています。どうやら台湾には上陸しないものの、明日沖縄に上陸し東へ進むようです。帰国時に影響しない事を祈るばかりです。




身支度後、6時半頃にホテルのレストランで朝食を食べました。朝食はバイキング式で品数豊富です。豆漿(日本の豆乳)や青菜炒め等結構美味しかったです。




朝食後、身支度して朝8時にチェックアウトしました。フロントが若干愛想が無かったものの、良いホテルだと思います。


チェックアウト後、嘉義駅の阿里山森林鉄道切符売場で、ネット購入した切符を引き換えます。切符購入時、ネット予約・クレジット決済が難しく、苦労しました。嘉義~奮起湖まで往復768台湾ドルです。いわゆる観光路線なので、割高なのは仕方がないと思います。




さっそく改札を通り、右奥の阿里山森林鉄道ホームで列車の入線を待ちます。その間、台鐵の区間車(普通列車)を撮影します。





※嘉義駅は、標高30Mのようです。


9時発の阿里山号は、発車10分前に入線しました。ディーゼル機関車1両+冷房付き客車5両の編成です。森林鉄道なので、通常の車両より一回り以上小さいです。車内は、1+2列のリクライニングシートで洋式トイレ付です。






発車後、しばらく嘉義市郊外をゆっくり走ります。車両が小さく、ナローゲージで線路が悪いので、時速30キロ程だと思います。




偶然、後ろに日本人の世界を旅している40代後半男性バックパッカーが、乗車していました。話をすると鉄道好きで、台湾は初めてで約2週間旅行しているとの事。なお働くのが嫌いで、約2か月働いて残りの10か月は旅をしているとの事。働きたくないという発言と、台湾及び台湾の鉄道はイマイチで、二度目は無いとの感想で、話をする意欲が失せてしまいました(^_^;)。




竹崎駅到着時、家族連れが乗車し、先程の日本人バックパッカーが席を譲りました。阿里山森林鉄道は原則全席指定ですが、何故か彼は指定席を持ってなかったようです。




竹崎駅発車後、列車は次第に山中を上がっていきます。しかもカーブが多く、線路が悪い為、揺れが酷いです。乗り物が弱い方は、酔い止めを飲んだ方が良いと思います。





トンネルとカーブ、揺れが続き、車窓は山上部を走る為、見晴らしが良くなります。途中、車掌さんの車内改札がありました。なお暑い国では定番の、冷房が効きすぎて寒かったりします。台湾の列車に乗る時は、上着持参をお勧めします。





途中駅で、観光客の立ち客で区間乗車が結構あります。いわゆるツアーの一部に盛り込まれているのでしょうか?車窓は、霧に包まれた山が続きます。結局、終点の奮起湖には、定刻より約10分遅れの11時30分に到着しました。標高1403Mなので、肌寒いです。






奮起湖駅到着後、まずは奮起湖老街にある奮起湖大飯店で昼食をとります。







有名な鐵路弁当120台湾ドルを店内で食べました。弁当箱がアルマイト製で、旅情を誘います。具材は骨付き鶏肉・骨付き豚肉がドーンとご飯の上に載っています。竹の子スープがお代り自由で、そこそこ美味しかったです。







昼食後、奮起湖老街を抜け、森林遊歩道を歩きます。奮起湖には、日本統治時代に建立された神社の跡地があります。日本人として、賽銭を納め、参拝しました。なお同じように賽銭が神社跡地に納められていました。







神社跡地参拝後、奮起湖老街・自然遊歩道を散策しました。あたりは、霧がたちこめていて、幻想的な状態です。








途中、デザートとして愛玉(ゼリーの一種)30台湾ドル(約116円)を買って、飲み?ます。さっぱりした甘さと喉ごしで結構美味しいです。




その後、温かいタロ芋と草餅を1個ずつ買って食べます。中に海老や赤豆が入っていて甘くはなく、惣菜的な美味しさでした。その後、奮起湖老街を散策します。







 ※わさびが売っていました。

帰りの列車に乗る前に、奮起湖駅に隣接している車庫を見学しました。使用していた蒸気機関車や姉妹締結している大井川鐵道・黒部峡谷鉄道の展示がありました。












帰りの奮起湖14時発嘉義行阿里山号は、ディーゼル機関車の調子が悪いようです。

出発が大幅に遅れ、まさかの車庫に居た一回り小さい予備?ディーゼル機関車に繋ぎ替える事になりました。結局列車は、1時間10分遅れの15時10分に出発しました。






車内は冷房が入らず、非常灯点灯状態です。列車は、霧が広がる山中をひた走ります。しばらくして車掌さんが車内改札に来た時、1時間以上空けて予約した嘉義から高雄行の自彊号乗り替えに間に合わない旨伝えた所、日本語で「大丈夫」との返事でした。途中、交力秤で更に機関車を繋ぎ替えました。






交力秤を出発後、機関車が更に替わったせいか、冷房・照明が入るようになりました。その後は、列車は順調に走ります。いつの間にか、うとうと寝てしまいました。目が覚めた時、列車は山をかなり降りていました。


列車は、竹崎駅に17時に到着。定刻より約50分遅れで、遅れを20分程戻したようです。竹崎出発後、阿里山森林鉄道の職員が乗り込んで来て、お詫びのお菓子を頂きました。



結局、終点の嘉義には、定刻より約50分遅れの17時40分に到着しました。


列車下車後、乗車券無効印を押して改札口を出ます。その後、阿里山森林鉄道切符売場で、運賃一部(80台湾ドル位?)を払い戻しする事が出来ました。ある意味、日本の鉄道より対応が良いかもしれません。




その後、台鐵有人切符売場で、「阿里山森林鉄道の機関車が壊れて、列車が大幅に遅れた。列車の変更をしたい。」とスマホのGoogle翻訳を見せます。幸い事情をわかっているせいか、次の高雄行自彊号に変更出来ました。





 ※高雄駅下車後撮影。改札口前に設置してある下車印を押せば、乗車券を持って帰る事が出来ます。

嘉義から、18時12分発台東行自彊号に乗ります。列車は、定刻より約5分遅れで到着しました。車両は潮州~台東間が非電化の為、ディーゼル車両11両編成です。車内は、立ち客が出る程の満員状態です。






発車後、先程貰ったお詫びのお菓子?を食べます。箱の中は、調理パンとケーキ等でした。日持ちしない調理パンだけ食べる事にします。





列車は、遅れを取り戻すべく爆走します。速読アプリで計測すると、時速約110キロ程出ていました。なお途中停車時に乗り降りが多くて時間がかかり、なかなか遅れを取り戻せません。結局、目的地の高雄には、19時45分に到着しました。






高雄駅到着後、スマホでGoogleマップを見ながら、歩いてホテルを向かいます。蒸し暑い街中を歩き、約15分程で今回宿泊するレジェンドホテルに到着しました。このホテルは、約3年ぶりに2回目の宿泊です。




  ※途中、日本風な焼肉屋がありました。旭日旗が何故か縦に飾られています。



ホテル到着後、さっそくチェックインします。このホテルもエクスペディアで予約し、一泊朝食付きで1100台湾ドル(約4410円)でした。部屋はシャワー・トイレ・冷蔵庫付きで、綺麗です。しかも、カップ麺やジュースの無料サービスまであります。高雄は、安くて綺麗なホテルが多いと思います。






ホテルに荷物を置いた後、近くの六合夜市で夕食を食べるため出かけます。歩いて約5分程で賑やかな六合夜市に到着しました。観光夜市なので、私を含む外国人観光客が多いです。あと久々に日本人団体客を見かけました。




六合夜市を一回りした後、小籠包50台湾ドル(約194円)・牡蠣オムレツ60台湾ドル(約232円)を食べました。昨夜食べた小籠包より肉汁が多くてバリ旨です。牡蠣オムレツもバリ旨で、今回の旅行で一番美味しかった二品でした。





次に胡椒餅40台湾ドル(約155円)を買って食べます。中身がギッチリ入っていて、口がやけどする程の熱さだったりします。






続いてマンゴージュース60台湾ドル(約232円)を買って飲みます。甘さ控えめで、バリ旨です。観光地価格でも、日本でこの値段では買えないと思います。その後、コンビニに立ち寄り、夜市でツマミのカラスミ50台湾ドル(約194円)を買って、ホテルに帰りました。






ホテルに戻った後は、シャワーを浴び、9階ランドリーコーナーでたまった洗濯をします。なお乾燥機は、10台湾ドル硬貨4枚(約155円)必要です。今回はスーツケースを使わず、小さなリュックでの海外旅行の為、衣類は少なめです。




洗濯中、部屋でコンビニで買った台湾ビールとカップ麺・カラスミで晩酌します。マンゴー味の台湾ビールが、甘さ控えめで美味しいです。結局、洗濯が終り眠りについたのは、深夜0時頃でした。




続きは、また後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

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