一度目は覚めたものの爆睡し、朝4時30分過ぎに起きました。身支度し、外部デッキに出るものの真っ暗闇です…｡
案内所で朝食券650円を購入し、朝５時30分からレストランがオープンしたので、さっそく入ります。朝食も注文式で洋食を頼みます。約5分程で出来上がり、さっそく食べました。ハムエッグ・サラダ・ポテトサラダ・ウインナー・バターロール２個とコーヒー付きで、結構ボリュームがあります。
朝食後、バタバタと後方外部デッキに出て入港シーンを見届けます。あたりはまだ暗闇です。東予港定刻朝6時到着。
下船すると、松山行・新居浜行・今治行・壬生川行の送迎バスがズラリと並んで待っています。松山行のみ有料で、他は乗船券購入時又は乗船中案内所に整理券を貰って、無料で乗車出来ます。
私を含めて２人を乗せた壬生川行送迎バスは、約10分で壬生川駅に到着しました。どうでもいいですが、道が空いていたせいか、かなりスピードを出してました…。
壬生川駅は有人駅で、若い女性駅員が、みどりの窓口をしていました。朝6時41分発松山行普通列車を撮影し、出発シーンを見届けます。通勤・通学客がバタバタ乗り込んでいきます。7000系２両編成で、若い女性車掌さんでした。現場での若い女性労働者の活躍は、うれしい限りです。
朝6時54分発特急いしづち１号松山行に乗り込みます。今回３日間特急グリーン車乗り放題のバースデーきっぷを使用します。きっぷと初日のグリーン券等は既にネットで購入済です。
８号車グリーン車は、私を含め２人しか乗車しておらず、３列リクライニングシートでゆったりしています。車窓からどんよりした曇り空のもと、瀬戸内海を眺めつつ旅行記を書きます。朝7時58分松山に到着。
松山から陸橋を渡り8時8分発宇和島行特急宇和海５号に乗り込みます。車両は2000系ディーゼル車３両編成で、１号車がグリーン車半分・指定席半分、２～３号車が自由席です。グリーン車は私以外誰もいなかったりします。
発車後は快調に走ります。今回は車内検札がありました。八幡浜でどっと乗客が降ります。ちなみに車内放送のテープがアンパンマンだったりします。9時30分宇和島駅到着。
宇和島から予土線窪川行普通列車に乗り換えます。キハ32単行で、海洋堂ホビートレインと言う車両のようです。ちなみに予土線の普通列車は、原則トイレが無いので注意が必要です。なお、大量の子供連れグループが乗り込んで、車内は満席だったりします。
9時38分定刻に発車し、北宇和島から予土線に入ります。単線をゆったりと走っていきます。宇和島を出発して１時間弱、出目で子供連れグループが大量に降り、閑散としたローカル線らしい静かな車内になりました。小雨の降るなか列車は橋を縫うように渡りながら走り、左側・右側と四万十川が見えます。
江川崎で行き違いの8分停車があり、すかさずトイレに行きました。この駅のトイレはキレイなのでオススメです。途中、無人駅の半家駅のホームで、３人待っている人がいました。てっきり乗車するかと思ったら、撮り鉄でした…。鉄道ファンならば、乗らないと意味が無いと個人的には思います。
四万十川を眺めながら、ウトウト寝たり起きたりの繰り返しです。いつの間にか車内には、私を含め２人しか乗客がいません…｡途中、地元客が乗ってきて、10名位になりました。11時48分窪川駅定刻に到着。
窪川駅前は特急停車駅ではあるものの、駅前はコンビニも無く、閑散としています。なお、ＪＲの窪川駅と土佐くろしお鉄道の駅舎は、別々に建っています。小雨が降っていたので、窪川駅まん前にある、外観は典型的な駅前食堂の末広食堂に入りました。
入ってみると、小綺麗かつおしゃれな雰囲気で、外観とミスマッチだったりします。ランチ800円は、地元野菜と地場産豚肉を使った酢豚定食でした。量が少なめでしたが、あっさりした家庭的な味でした。
実は駅から歩いて5分の所に、四万十川産の鰻が食べれる「うなきち」と言うお店があったので、雨の中を無理して行けばよかったかなあ…と思ったりします。とりあえず、次回以降の楽しみにしたいと思います。昼食後、待合室で旅行記を書いて時間を潰し、窪川12時48分発中村行特急南風３号に乗ります。
特急宇和海と同じく、１号車グリーン車で１番Ｃ席です。乗車すると、１番ＡＢに座ってる30代鉄道マニアのカップルから、その席は自分の席だと言われます…。仕方なく、自分の１番Ｃ席のグリーン券を見せて黙らせました。訳がわかりません…。船マニアは変な人はいませんが、鉄道マニアには変なのがたまにいます。そんな私も鉄道マニアだったりします…。
しばらくして、女性車掌さんの検札があり、グリーン券のみ回収されました。車窓からは、どんよりした雨空とどんよりした海が見えます。中村13時24分到着。
中村から13時30分発宿毛行は、TKT8002単行です。転換クロスシートでトイレ付きの車両です。車内は土曜日のせいか、学生・高校生の通学客でいっぱいで、立客がでる程でした…。やむを得ず、運転台横に立ちます。
出発すると、ずっと高架を走り、踏切が全くありません。線路も路線が新しいせいか、直通とトンネルが多いです。結局、終点１つ前の東宿毛で半分降り、14時宿毛に到着しました。
宿毛駅はキレイな高架有人駅で、若い女性駅員さんにバースデーきっぷを見せて改札口を出ると、駅構内に観光案内所と中途半端なお土産と地場産野菜を売ってるお店しかありません…。駅前には、バス停があり、宿毛～佐伯を結ぶ宿毛フェリーとアクセスしているようです。ただし、コンビニはありませんでした…。
14時34分発中村行に折り返し乗車します。車両は行きとは違って、車内がロングシート、トイレ付きのTKT8021でした。出発後、最初は10名程度でしたが、帰宅の通学客が途中から次々と乗り込み、ほぼ満席になりました。15時4分中村到着。
中村から陸橋を渡り、15時10分発特急南風24号岡山行に乗ります。車両は2000系ディーゼル車で、今度はグリーン車１号車３Ｃとなりました。乗車後、足元にコンセントを発見し、さっそく携帯を充電します。
発車後、どんよりした雨空のもと、ゴツゴツした海岸を眺めます。途中、土佐佐賀駅で、下車する女子高生を見かけました。通学で特急を利用するのには、驚きです。ある意味、路線的にやむを得ないと思われます。その後、心地よい揺れとディーゼル音で、いつの間にか爆睡してしまいました…。
目覚めた時には16時半頃で、列車は快調にとばしています。なお、ＪＲ四国の特急には、車内販売が無いので、注意が必要です。ただし、ジュースの自販機が唯一車内にあります。高知17時着。
高知でいったん下車し、駅の改札口を出ます。駅構内のキヨスクで、発泡酒とツマミ（おにぎり・鰹丸かじり）を購入し、再び改札を通ります。
17時13分発高松行特急しまんと６号に乗り込みます。実は先程乗車した南風24号に改装されていない2000系を２両増結された車両だったりします。とりあえず、「変化」をつける為、グリーン車の無いしまんと６号に乗り換えました。
指定席６号車４Ｄ席は、真ん中で自由席と指定席を間仕切った変則的な車両でした。リクライニングシートなので、特に問題はありません。
高知出発後、買った発泡酒を飲みながらくつろぎます。後免を過ぎてから、車内改札がありました。ホロ酔い加減で旅行記を書きながら、時間をゆっくり過ごします。
大歩危・阿波池田と勾配をかけ上がり、トンネルをくぐり抜けていきます。宇多津で特急南風と切り離され、２両編成のかわいい編成で高松へラストスパートです。車掌が若い女性車掌さんに代わり、さっそく自由席の車内改札が行われました。ました。19時25分高松到着。
いったん高松駅の改札口を出て、みどりの窓口で明日乗車する特急指定席を発券してもらいます。今回の旅程表を見せたら、すんなり発券してくれました。
高松から19時45分発引田行普通列車に乗り込みました。車両は、1551系＋1232系ディーゼルカーの２両編成でした。栗林駅19時53分到着。なお、ドアはボタンを押して開閉する方式になっています。
続きは、また後日載せたいと思います。以上、naitya2000でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿