ページ

2021年7月12日月曜日

梅雨時の対馬フェリー乗りつぶし旅行2「厳原近辺観光後、対馬交通路線バスで比田勝で、比田勝から九州郵船 新造船フェリー・うみてらしで福岡へ。御船印入手。」

こんにちはnaitya2000です。今日は、今回旅行記最終回を書きたいと思います。

 昨夜は飲みすぎたせいか爆睡し、朝6時40分頃起きました。身支度して一階朝食会場で、朝食の野菜カレーを食べます。朝からカレーとハードですが、味はイマイチでした^_^。



朝食後、部屋に戻りたまっている旅行記を書いて過ごします。外は雨雲に覆われていますが、まだ雨は降っていません。結局、8時40分頃チェックアウトしました。東横インは、朝食がイマイチ以外は良いホテルなので、また利用したいです。


ホテルを出て、比田勝行路線バス出発時間まで、厳原近辺を徒歩で観光します。まずは対馬藩お船江跡へ片道約2km歩きます。途中、厳原港から出港するフェリーちくしに出会い、すかさず撮りまくりました。


梅雨時のせいか歩いている途中、小雨が降ってきました。幸い折りたたみ傘を持参していたので、しのぎます。約30分程で目的地の対馬藩お船江跡に到着しました。対馬藩御用船を係留していた船だまりのようです。



対馬藩お船江跡を観光後、厳原市内高台にある漁火公園へ歩きます。厳原港までは難なく歩いたものの、厳原港から漁火公園の高台までの坂道が想定以上にきつかったです。対馬藩お船江跡から約50分かけて朝10時過ぎ漁火公園に到着しました。



漁火公園展望台からは、どんよりした雨雲と海が広がっています。なお公園掃除をしている地元の方はいますが、旅行客は私だけでした。


漁火公園から再び厳原中心のショッピングセンターティアラを目指して歩きます。途中、閑散としている韓国人観光客向けホテルの前を通ります。ゴミ不法投棄禁止の看板を見かけましたが、国境の島らしくハングルも併記されています。


グーグルマップを見ながら、途中から急な下り坂の細道を歩きます。漁火公園から約20分弱で、ショッピングセンターティアラに到着しました。合計約7km程歩き、汗だくになりましたが、曇り空だったので、日差しによる体力消耗は無かったのが幸いでした。




ショッピングセンターティアラを少しぶらついた後、観光案内所ふれあい処つしまにある厳原バス停から、10時58分発比田勝行路線バスに乗車します。なお終点比田勝まで所要時間約二時間半かかる長距離路線バスですが、新型車両ではあるものの、一般的な路線バス車両です。


バスは、私を含め約10人程の乗客を乗せ、発車しました。比田勝までの運賃は片道3380円ですが、昨日買った1日乗車券を利用すれば、1040円で乗車出来ます。しばらく厳原市街を走り、海沿いの脇道を走ります。なお車内は冷房が冷蔵庫並に冷えているので、リュックから上着を出して着込みます。


約30分弱で昨日下車した対馬病院に到着し、車内は約20人程になりました。なお私以外は全て地元客のようです。対馬病院発車後、約5分程で対馬やまねこ空港に到着しましたが、乗降客はありませんでした。



厳原〜対馬やまねこ空港間のバスは、1時間に1〜2本ありますが、対馬やまねこ空港から先はバスの本数は1日9本しかありません。しばらくするとバスは、明治時代に軍艦が通れるよう掘った通河に架けられた万関橋を渡ります。

万関橋を渡った後、海岸沿いを少し走り、大半は山中を走り続けます。道はカーブが多く、揺れも結構あります。




厳原から約1時間10分程で仁位に到着しました。ここは対馬交通豊玉営業所でもあり、運転手が交代しました。仁位バス停で時刻表では3分停車時間があり、運転手に言って待合所内にあるトイレを利用しました。厳原から比田勝まで乗り通す場合、ここでトイレに行った方が良いと思います。




仁位発車後、バスはスピードを出して走ります。仁位から比田勝間のバスは、1日5本しかありません。車内は私を含め10人程です。対馬北部は集落が少ないのでしょうか?家が少ないです。厳原から比田勝まで大半は国道382号線を走っていますが、時々離合ギリギリの1.5車線を走ります。




そこそこ大きい集落の三根で地元客が降り、続いて仁田で3人地元客が降りていきます。バスは定刻に走るべく、思った以上に飛ばします。



大浦で地元客が1人乗車し、目的地比田勝には、定刻より約5分遅れの13時31分に到着しました。



約二時間半のバス旅終了後、雨降る中を昼食をとるべく傘をさして歩きます。

厳原バス停兼バス営業所から近くにある八重食堂で、ちゃんぽんダブル900円を食べました。田舎食堂の雰囲気ですが、夜の居酒屋が主のようです。ちゃんぽんは薄味ですが、具だくさんボリュームたっぷりで美味しかったです。なお昼食の営業は14時までで、実はギリギリセーフでした。


昼食後、閑散とした比田勝街内を雨降る中歩きます。新型コロナウイルス蔓延前は韓国人観光客で賑わっていたようですが、シャッター街です。


比田勝国際ターミナルに立寄りましたが、ターミナル内事務所以外は真っ暗でした。港には国境の町らしく、海上保安庁の巡視船が停泊しています。


雨降る中、国際ターミナル前バス停から、14時38分発上対馬行市営バスに乗ります。市営バスですが、対馬交通の1日乗車券で乗車可能です。約3分程で目的地の比田勝国内ターミナルに到着しました。



九州郵船比田勝フェリーターミナルは、比田勝中心部から離れた場所にポツンとあります。ターミナル内は非常に綺麗ですが、売店・食堂等一切ありません。なお乗船予定のフェリーも、ジュース自販機以外は無いとの事。まずは乗船名簿を書いて博多まで2等乗船券5030円を購入します。なおクレジットカードは、VISAとマスターカードのみ使用出来ます。




乗船券購入後、フェリーターミナルから片道約15分程歩いてスーパー・バリュースタジアムタケスエで船内で食べる夕食を調達しました。なおスーパーからの帰り道、フェリーターミナル到着直前に、平日リュック背負って雨の中を歩いていたせいか、警察官から生まれて初めて職務質問を受けました^_^。ある意味、国境の町だから仕方がないと思います。


フェリーターミナル到着後、待合室で旅行記を書いて過ごします。15時40分頃乗船開始となり、乗船するフェリーは、今年7月1日就航したての新造船うみてらしです。乗船後、すぐに案内所で御船印300円と貸毛布50円支払いました。





船内は2等船室のみですが、座敷席・椅子席・多目的サロン・ラウンジスペースと多彩です。あと一般客とは別に、ドライバー室があります。なお平日のせいか、船内は地元客が大半でガラガラです。



自販機はジュース類とカロリーメイトのみで、冷水機と湯沸かし器があります。先代のフェリーげんかいより速度も向上し、比田勝〜博多まで所要時間6時間から4時間55分と短くなりました。行きに乗船した博多発壱岐経由の対馬・厳原行フェリーの所要時間が4時間45分なので、対馬への交通も改善されたと思います。






出港前に念の為アネロン(乗物酔い止め)を飲んでおきます。その後、外部デッキに出て比田勝港出港シーンを見届けます。比田勝港から外海に出ると、予想通り縦揺れ横揺れが続きます。





比田勝港出港シーンを見届けた後、船室でたまっている旅行記を書いて過ごします。船内には無料Wi-Fiがありますが、繋がりはイマイチです。旅行記を書いている最中、船内の揺れは続きます。速度アプリで計測すると、時速30キロ前後で航行しています。




19時前、船内多目的サロンで比田勝のスーパーで買った弁当で夕食をとります。今回は鶏わっぱご飯486円とジャーマンポテト201円にしました。乗船している船は、比田勝港16時発博多港20時55分着なので、船内で夕食をとる事にしました。味的には普通です。なおアルコールは昨夜飲みすぎたので、自粛しましたm(_ _)m。


夕食後、船室に戻り、横になっているうちに爆睡しました。目が覚めた時は20時過ぎて、約1時間寝てたようです。既に船は、志賀島近辺を航行しているようです。外部デッキに出ると、右側に能古島、前方に福岡の街並が夜景で広がります。




夜景を眺めている時、対馬在住の若い男性と少し雑談しました。博多港着岸シーンを見届けた後、21時頃定刻約5分遅れで博多港に到着しました。

博多港到着後、天神行バスがちょうど発車し、乗りそこねました^_^。仕方がないので、博多港からサンパレス前バス停まで歩きます。途中、停泊している福岡市営渡船きんいん1とゆうなみを撮影しました。



サンパレス前から21時15分発天神方面行西鉄バスに乗り、約10分程で天神北に到着。天神地下街を歩いて西鉄福岡駅まで移動します。


西鉄福岡からは21時42分発花畑行急行に乗りました。車両は5000形電車6両編成です。既に日常光景となり、幸い座れたものの、車内は平日なので帰宅中の通勤客でほぼ満席です。

乗車中残りの旅行記を書いて過ごします。目的地西鉄久留米には、定刻22時22分に到着しました。

次回は乗船しそこねた対馬市渡海船うみさちひこに乗りたいです。以上、naitya2000でした。