沖縄フェリー旅行記第2回「クイーンコーラルプラス乗船～鹿児島出港その１」

こんにちはnaitya2000です。約１週間ぶりですが、旅行記の２回目を書きたいと思います。

　クイーンコーラルの外部タラップと階段を船内４階まで上がると、ロビーが広がっていました。まずは、客室乗務員より、２等洋室のベッド指定を受けます。２等洋室のベッドは、２段ベッドの為、下段を希望したところ、すんなりOKでした。ちなみに女性客室乗務員は、鹿児島美人ばかりです…。







　このクイーンコーラルプラスの客室部分は、３階建構造になっています。１～２階部分は、いわゆる座敷席大部屋の２等になっています。







　３階部分に、特等・１等・２等寝台・２等洋室・２等の各船室があります。同じく３階部分に、ロビー・売店・レストラン・ゲームコーナー・展望浴室と公共スペースがまとめられています。離島航路としては、充実した設備です。






※2等洋室　

　まずは、今回利用する２等洋室25番に荷物を置きます。２等洋室は、２段ベッドの並ぶ、定員60人の大部屋です。設備としては、箱枕・毛布があり、読書灯・コンセントがあるので、携帯の充電にも困りません。



※2等　マット・毛布・箱枕付　

　なお２等は座敷大部屋で、敷きマット・毛布・箱枕があります。しかし、びっしり敷きつめられているので、いわゆるザコ寝状態です…。２等洋室と２等の差額が1000円しか無いので、船旅を楽しむならば、２等洋室がオススメだと思います。ただし、２等洋室は、クイーンコーラルプラスのみしか無いので、注意が必要です…。まずは、２等洋室の今回利用する２５番ベッドに荷物を置きます。




　ちょうど、17時30分からレストランがオープンしたので、さっそく夕食をとります。クイーンコーラルプラスのレストランは、食券を買って注文するシステムです。今回は、一番高いクイーンコーラル御膳1200円を選びました。




　約10分程して、美人な客室乗務員のお姉さんが持ってきたのは、大きな豚の角煮・さつま揚げ・カンパチの刺身・漬物・味噌汁・ご飯という組み合わせでした。思った以上の内容・ボリュームで満足です。勢いづいて、生ビール２杯飲んでしまいました…。ちなみに、生ビールも１杯400円と非常に安くてオススメです(^^)。なお、レストランは17時30分～19時と営業時間が短いので、注意が必要です。










　夕食後、ちょうど出港時だったので、外部デッキに出ました。今日は船に積み込む貨物が多いようで、約10分遅れの18時10分に出港しました。外部デッキから眺める夕陽の鹿児島新港がきれいです。










　出港後、これから外洋に出ると、海の荒れで揺れる旨船長による船内放送がありました。とりあえず、外洋に出る前に風呂に入ることにします。展望浴室には、備え付けのシャンプーやボディソープが無いので、売店で購入します。石鹸はホテルによくある小さいやつで20円、１回使い切りのシャンプー・リンスで50円でした。



※売店

　展望浴室は、ロッカーが無く、ロビー横のタッチパネル式貴重品ロッカー(無料)に財布を預けます。脱衣場には、備え付けのドライヤーがあるのは助かります。

　展望浴室には、洗い場が４つとこじんまりしています。既に１人地元客が入っており、少し話をしました。既に30回程この航路に乗っており、マリックスラインは２隻ともきれいとの事。マルエーフェリーは、特に古い船(フェリーなみのうえ)は汚いとの事でした…。ただ、社長も代わり、現在新造船を作っているので、変わるのではないか？との見解でした…。



※ゲームコーナー

　入浴後、売店でお土産を買いました。案内所と併設された売店は、初日は21時30分まで開いています。お菓子・つまみ類や最低限の日用品、鹿児島・奄美大島・与論島・沖縄各地のお土産と結構充実しています。しかも、レストランで食べそびれた人の為？なのか、弁当600円・おにぎり110円・カップ麺220円も売られています。ただし、売店・レストランとも、入港～停泊中～出港の間しか開いてないので、注意が必要です。




　売店でお土産購入後、錦江湾を抜けたのか揺れはじめました。昨夜の疲れもあり、結局、20時過ぎには寝台に戻り眠りにつきました。

　続きはまた、後日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

沖縄フェリー旅行記第１回「鹿児島～桜島フェリー」

こんにちはnaitya2000です。今日から沖縄フェリー旅行記を4回にかけて書きたいと思います。今日は第１回目です。

昨夜は仕事で夜更かししてしまい、眠さの残る中、西鉄久留米から通勤電車に福岡へ移動します。




朝の福岡天神バスターミナルは、旅行客でごった返していました。午前８時天神バスターミナル発鹿児島行高速バス桜島号に乗りこみます。鹿児島まで金券ショップの購入した回数券のバラ売りは、3980円でした。







どんより曇った空を車窓から見ながら、バスターミナル売店で買った朝食を車内で食べます。途中、博多港に停泊している韓国釜山行フェリー・ニューかめりあが見えました。今回は西鉄高速バスの車両で、さすがに所要時間約４時間かかるので、トイレ付３列シートのバスで快適です(^^)。乗車率は７割位でしょうか？




車中ほぼ爆睡し、途中宮原サービスエリアにトイレ休憩がありました。天気も良くなり、晴れ空も見えます。車内のテレビで、「男たちの大和」が流されており、思わず見いってしまいました。約10分遅れで鹿児島中央駅到着。






※正直、高いと思います・・・。

まずは、駅構内アミュプラザ地下１階のラーメン屋を覗きますが、ラーメン１杯800円・セット980円に驚愕してしまいました…。もはや、庶民の食べ物では無く、ちょっとした贅沢な料理です…。食べる気が失せてしまい、市電乗り場へと向かいました。




市電160円で15分程乗り、水族館前で下車します。歩いてみると、肌寒く無く、やはり鹿児島だと実感します。歩いて５分程でフェリーターミナルに到着。結構がらんとしています。




さっそく、13時発の第15櫻島丸に乗船します。桜島フェリーは、鹿児島市営で24時間運航されています。そのせいか、片道15分150円と運賃も安いです。







第15櫻島丸(チェリークイーン)は、双頭型のフェリーで、車両デッキは２段になっています。船内客室部分には、売店・うどんコーナーと短距離航路なのに充実しています。







乗船後、まずはうどんコーナーにて、かけうどん400円とおにぎり200円で昼食をとりました。店内は、昼食時のせいか混んでいます。かけうどんなのに、小さなさつま揚げが入っていて、美味しいです(^^)。ただ、麺の量が少なく空腹感を満たす事が出来ませんでした…。










昼食後、上部外部デッキに出ます。出港後、まず停泊している琉球海運のRORO船にらいかないと奄美海運のフェリーきかいを獲りまくりました。約２か月ぶりのフェリー乗船なので血が騒ぎます…。穏やかな錦江湾を航行し、僚船とのすれ違いに思わず撮りまくりました。













目の前に桜島が広がり、桜島フェリー最新鋭のさくらエンジェルが停泊しています。15分で桜島港到着。下船後、改札口で運賃150円支払います。




桜島フェリーターミナルを少しウロついただけで、タクシーの客引きに遭遇しました。同じ船には乗らず、１便遅らして13時45分発の第18櫻島丸（プリンセスマリン）に乗ります。
















船内の作りは、座席の仕様が違う以外は、ほぼ同じような気がします。行きと同じく、外部デッキで過ごしているうちに鹿児島港に到着しました。







鹿児島港から鹿児島市役所まで、散策しながら歩きました。市役所前から市電に乗り、鹿児島の繁華街である天文館前で降りました。







天文館の商店街でぶらついて時間を潰した後、マイミクであるおさむっちさんと百貨店・山形屋前で待ち合わせしました。おさむっちさんは、先程乗船した桜島フェリーの船長をされています。




近くのドトールで１時間弱程、船談義で盛り上がりました。短い時間でしたが、おさむっちさんありがとうございましたm(__)m。

天文館からはタクシーで鹿児島新港へと向かいます。実は、鹿児島中央駅・天文館からシャトルバス150円がありますが、１日１便しかありません…。タクシーに乗っても、1000円でおつりがきました。







フェリーターミナルは、3階建ての古い建物で、鹿児島新港という名前には似つかない外観です…。さっそく、乗船名簿を書き、那覇まで２等洋室の乗船券を購入します。那覇まで15600円。離島航路なので、運賃が高めになります。




乗船手続き後、これから乗船するマリックスラインのクイーンコーラルプラスを遠くから撮影します。船は出港前の荷役作業中で、近寄るのは大変危険です。結局、出港３０分前の17時30分頃、クイーンコーラルプラスに乗りこみました。