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2009年12月31日木曜日

冬の日本1周フェリーの旅1「名門大洋フェリー編」

 こんにちはnaitya2000です。今朝、旅から戻ってきました。今日から7回に渡って今回の旅行記を書きたいと思います。

 夕方の博多は暗く雨が降っていました。そのせいか、道路は年末と言う事も重なり、博多行のバスは大幅に遅れ、乗るはずだった17時20分発の特急ソニックに乗り損ねてしまいました…。

 博多駅到着後、方針転換し、金券ショップで小倉までの新幹線乗車券1930円を購入しました。通常より100円程安くなります…。その後、駅構内の薬局で乗り物酔いの薬「アネロンエスキャップ」を購入しました。今回は冬の日本海航路に乗船する為、服用後12時間持続する薬を選びました。 

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 博多17時33分発こだま772号は100系6両編成でした。車内は2列シートなので、ゆったりしています。約20分程で小倉駅到着。小倉から18時40分発の名門大洋フェリー無料送迎バスに乗り換えます。バスは2台来ましたが、1台の座席がほぼ埋まった時点で定刻前に出発しました。 

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 やはり年末で混みあっており、門司駅に経由せず直行なのに約40分かかって新門司港に到着しました。さっそく乗船手続きを行います。今回は2割引になるシティラインカードを利用して大阪南港まで2等寝台にしました。料金6080円でポイントがキャンペーンで2倍の120ポイントつきました(^^)。あと、ワンランクアップキャンペーンということで、2等寝台の料金で特2等寝台になりました。すごいです…。 

 乗船手続後、今回乗船する20時発2便「フェリーふくおか2」を小雨の中、撮影しまくり乗り込みました。この「フェリーふくおか2」の客室部分は、3階建構造になっています。1階部分は、売店・レストラン・展望浴場・ゲームコーナー・2等座敷・2等寝台等があります。2階部分は、特2等寝台・1等寝台・この船自慢の展望ストリートがあります。3階部分は、特等とスイートルームがあります。 

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 乗船後、今回の寝床となる特2等寝台H01船室の1番に荷物を置きました。この特2等寝台は、通常の2段ベッドではなく、カプセルホテルタイプでしかもテレビ付なので快適です(^^)。

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 荷物を船室に置いた後、さっそくお風呂に入りました。展望浴場は、船の大きさの割にはあまり大きくありません。ただ、馬油のボディソープとシャンプーが備え付けられているので、タオルさえあれば気軽に入れます。この日は適度な混み具合で快適でした。 

 入浴後、外部デッキで小雨のちらつく中、出港シーンを見届けてから、レストランで夕食をとりました。フェリーふくおか2のレストランはカフェテリア式で、好きなおかずを選んで、後からレジで精算する方式です。なお、以前あった「ふくおか御膳」等の定食類は中止になったとの事。

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 今回は、おでん・イカの塩焼き・冷奴・ところてん・ビールでいっぱい飲みながら楽しみました。その後、追加で麦焼酎とサバの塩焼、キムチを追加してしまいました…。 

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 夕食後、船室に戻り、ほろ酔い気分でベッドに横になったんですが、チクチクした腹痛が走りました…。1時間半程横になって我慢していたのですが、耐えきれず売店前にいた男性客室乗務員に医務室はないか尋ねました。「あいにく常備薬はあるが、医務室はない」「どうしても我慢出来ない場合は、船を止めて海上保安庁に来てもらう」との事…。 

 そこまでは迷惑をかけたくないので、常備薬を飲んで様子をみると伝えた所、「24時まで売店で自分が宿直しているので、トイレがすぐ横にある売店裏の空き部屋で休まれて様子をみてください」と常備薬を貰い、売店裏の空き部屋の2等座敷で休ませて貰いました…。その後、チクチクした腹痛は緩和し、目が覚めた3時頃には腹痛も何故か完全に治ったので、自分の船室に戻り眠りに入りました。

続きはまた、明日新年に書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

2009年11月8日日曜日

秋の西瀬戸内海フェリー旅行記4

こんばんはnaitya2000です。今日は旅行記の最終回を書きたいと思います。

 16時30分広島発松山行スーパージェットを見送った後、きれいなお姉さんの いるきっぷ売場で17時発の松山行フェリーの旅客乗船券を買います。しかし、乗船券購入時にフェリーと言っているのに、「スーパージェットですか?」と言われました…。松山まで3200円で、スーパージェットの約半分の運賃です…。

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 松山行フェリー乗り場は、広島港の一番端10番乗り場でした。既に10人程待っています。広島~松山を結ぶフェリーは、石崎汽船と瀬戸内海汽船の共同運航で今度乗船する17時発松山行きのフェリーは、瀬戸内海汽船の予定です。しばらく待つこと、入港してきたのは瀬戸内海汽船の600トンクラスのフェリー「四万十川」でした。すかさず、入港シーンを撮りまくります。 

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 入港して下船客が降りるとすぐ折り返し松山行となり、乗船となります。今回、初めて乗船した四万十川の客室部分は、2階構造になっており、1階部分の前方にリクライニングシートとラウンジ、真ん中部分に売店と座敷席、後方が外部デッキになっています。ただ、フェリーにしては、座敷席が狭く、10人も横になったらいっぱいになる広さでした…。

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 2階部分はマッサージ機も設置されたゲームコーナーと女性専用室になっています。なお、売店はビール・おみやげ・つまみ等品揃えが豊富で、うどんやおでん等温かい食事も提供され充実しています。トータル的には、中距離航路としては非常に充実した船内設備だと思います。 出港後、まず売店で缶ビールとおでんを買い船室のテレビを見ながら、一人楽しみました。おでんは1個いくらではなく、1人前小さめのおでん7個450円で、ビールにはぴったりの量で味も染みていておいしかったです(^^)。 

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 その後、ほろ酔いかげんで外部デッキに出ると、すれ違う瀬戸内海汽船のフェリー「石手川」とすれ違った後、ちょうど呉港に到着しようとしていました。薄暗くなる中、入出港シーンを見届けます。呉からは、乗用車が4台と旅客が10数名乗船しました。船内は60名程の乗客とトラック2台、乗用車7台が乗っているようです。出港後、すれ違う貨物船等を撮影した後、船内に戻るとロビーに高速無料に関する署名用紙と投函箱が備え付けられていました。フェリー好きの私はすぐに署名しました。なお、箱の中には既に署名用紙が何枚か既に入っていました。 

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 しばらくすると、この広島~松山航路の難所である「音戸の瀬戸」に差し掛かると船内放送が入りました。すぐに外部デッキに出て見ると、関門海峡よりさらに狭い島と島の間を暗闇の中、徐行して通過して行きます。船後方には、広島17時30分発のスーパージェットがぴったりと付いてきてきます…。すごい迫力です!「音戸の瀬戸」通過後、後方のスーパージェットがごぼう抜きしていきました…。 

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 辺りが真っ暗となったので船内に戻り、ゲームコーナーにあるマッサージ機(15分200円)でコリをほぐし、くつろぎました。くつろぎモードで船室に戻り、リクライニングシートに腰かけているうちにうとうと寝てしまいました…。目が覚めた時には、もう松山でした…。松山19時50分着。 

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 朝と同じ松山観光港に戻り、20時30分から21時55分発の小倉行フェリーの乗船手続きを行います。行きと同じ2等座敷ひまわりカード利用で2520円…安すぎます…。 

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 乗船手続後、搭乗桟橋から松山観光港を先に出港する21時10分発大阪行さんふらわあこがねの荷役作業を見届けながら時間を潰しました。さんふらわあこがねにたくさんの大型トラック、シャーシが乗り込んでいきます…。出港直前に20代カップルが小走りに乗っていきました…。 

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 さんふらわあこがねが出港後、21時55分発小倉行フェリーの乗船口に並びました。既に列が出来ています。途中、係員より最終の高速船スーパージェットが通った後の引き波が落ち着くまであと5分待って欲しいと案内がありました。結局、乗船開始は21時30分頃でした…。 

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 行きと同じフェリーくるしま2に乗船すると、まずは荷物を今夜の寝床となる客室2階部分の大部屋414号室に置きました。行きと同様3階大部屋416号室は、乗客がそれほど多くないようで閉鎖のようです…。 

 荷物を置いた後、さっそくお風呂に入りましたが、既に先客がいました…。ただ、中距離航路でお風呂に入れるのは、本当に助かります(^^)。 

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 入浴後、売店でロング缶の缶ビールに行きと同じくおでんと今回はじゃこ天うどんを頼みました。やはり、関西汽船のおでんはおいしいと思います♪。じゃこ天うどんも麺の量が多めで、充分夕食になります。 

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 ただ、この日の団体客は食料持ち込み客が多く、客室乗務員さんが気の毒でした…。なお、売店でカップ酒2本とおでんを買って、一人ぐびぐび日本酒を飲みながらおでんを食べている50代のおばちゃんを見て「かっこいい」と思いました…。 

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 遅い夕食後、外部デッキで暗闇の瀬戸内海をしばらく眺め、疲れていたせいか消灯の23時に船室に戻り眠りに入りました…。 

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 翌朝は、4時10分に船内照明が点き、女性客室乗務員の船内放送で目が覚めました…。なお、関西汽船の船内放送は全く「テープ放送」を使っていません…。身支度をして外部デッキに出ると、ちょうど関門海峡を通りすぎた所でした。 早朝なのに、外部デッキで暗闇の景色を眺めている人がちらほらいます…。暗闇の中、小倉港入港シーンを見届け着岸を確認下船口へと向かいました。小倉5時10分着。定刻より10分遅れでした。 

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 暗闇の中に浮かぶフェリーくるしま2を眺めつつ、小倉フェリーターミナルを去り、歩いて10分程で小倉駅到着。駅近くのマクドナルドで朝食をとろうとしたら、早朝なのに何故か行列でした…。仕方なく、近くに吉野家を見つけ納豆定食370円を頼み、早い朝食をとりました。たまには吉野家の朝食もいいな♪と思いました。 

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※吉野家の納豆定食で朝食。

 朝食後、5時50分発福岡行高速バスなかたに号に乗り込むと、早朝と言うのに10人程乗車していました。乗車後、小倉南ICまで起きていたものの、いつの間に爆睡してしまい目が覚めた時には福岡都市高速を走っていました…。しかも、どしゃ降りの雨だったりします…。福岡天神バスターミナルには7時20分頃到着。こうして、今回の船旅は終わり自宅へと戻りました。


これで今回の旅行記は終わりです。4回にわたる旅行記を読んでいただきありがとうございましたm(__)m。以上、naitya20000でした。

2009年11月6日金曜日

秋の西瀬戸内海フェリー旅行記3

こんばんはnaitya2000です。今日は旅行記の3回目を書きたいと思います。

 JR柳井港駅から11時8分発の白市行普通は、115系4両編成でした。なお、柳井港駅は無人駅なんですが、何故か駅改札口に待機中?の車掌がおり、その車掌から乗車券を購入しました…。 乗り込むと結構混んでいます…。車窓から、先程乗船していたおれんじぐれいすの航行する姿が見えました。115系の唸るモーター音が心地良かったりします。12時3分宮島口到着。

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宮島口から観光地らしく行列の出来ている食堂・レストランを通り抜け、JR西日本フェリーで宮島に向かいました。運賃は宮島まで170円です。乗船したのは、予備船?のななうら丸で船内は外部デッキまで行楽客でいっぱいでした…。出港後、すれ違うフェリーを撮りまくります…。船はゆっくりと大鳥居に近づいて10分程で宮島に到着しました。

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宮島到着後、ちょうど昼食時だったので、お土産屋・食堂の多い通りを歩き、適当な店に入ろうとしたんですが、親子丼900円等いわゆる「観光地価格」で入る気が無くなりました…。でも、秋晴れの中、観光地を散策するのもまた楽しいです(^^)。 

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 途中大鳥居を撮影し、厳島神社参拝の後、宮島口へと戻る事にしました。なお、おみくじを厳島神社で引いたら「吉」でした…。 宮島からJR西日本フェリーの新型フェリーみやじま丸に乗船しました。この船は、フェリーでは珍しい電動駆動との事。いざ乗船してみると、発電機のエンジン音だけが鳴り響くだけと言う、今までにない感覚の船でした…。宮島口には10分弱で到着。 

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 宮島口到着後、空腹感に耐えきれず、結局宮島口フェリー乗り場内にあるレストラン「磯もみじ」で昼食をとりました。団体客がメイン?と思われる店内はそれほど混んでおらず、ゆっくり出来ました(^^)。頼んだ穴子かき揚げ丼(840円)も、値段がそこそこの割にはボリュームがあり、揚げたてでおいしかったです(^^)。

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 昼食後、宮島口から広島電鉄の3900系広島行に乗りました。広島港まで270円と安く行けますが、時間がすごくかかるようです…。 乗車した3800系は、他の地方ではあり得ない路面電車では珍しい3両編成で、車掌が乗務しています。電車は専用線を走り、路面電車ではあり得ないスピードで飛ばします。こまめに駅に停車していきながら、乗客は次第に増え、いつの間にか満員になりました。スピード感あふれる走りと揺れが面白く、また乗りたいです(^^)。40分程で西広島に到着。広島港行に乗り換えます。 

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 広島港行は、いわゆる普通の1両編成の800系で、車内はほぼ満席でした…。原爆ドーム前と広島市内中心を通り、ゆっくり走ります。車内は小学生の団体が乗車しており賑やかです。途中、うとうと寝てしまい、目が覚めたのは、広島港近くでした…。結局、宮島口から広島港まで1時間半程かかり到着。270円と安い反面、時間がかかります…。 

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 広島港は、松山方面への高速船、フェリーの他に江田島・似島方面への高速船、宮島への高速船も運航されており賑やかです。待合室の乗客も通学の高校生や地元客でいっぱいでした。 

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 これから乗船する17時発松山行フェリーまで1時間以上時間がある為、ターミナル内をうろつき、入出港する江田島・能美・似島行高速船やフェリー、宮島行の高速船、松山行スーパージェットを撮りまくりました…。ただ、広島港でウハウハしてたのは私だけでした…。

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 最終版である次回はまた明日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。

2009年11月5日木曜日

秋の西瀬戸内海フェリー旅行記2

こんばんはnaitya2000です。今日は旅行記の2回目を書きたいと思います。

 早朝4時10分頃、船内に照明が点き目が覚めました。身支度をし洗面所に行くと既に混みあっていました…。外部デッキに出ると、真っ暗闇に松山観光港の明かりが見えます。5時松山観光港到着。 

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 松山観光港は、フェリーターミナルではきれいで整備されたフェリーターミナルで、私のお気に入りの1つです(^^)。今回は、JR松山駅・道後温泉に向かうリムジンバスには乗らず、フェリーターミナルの待合室で、朝船内売店で買ったおにぎりを食べながら旅行記を書いて時間を潰しました。 

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 6時前に松山観光港から高浜港まで10分程歩いて移動し、6時15分発興梧島・由良行き小富士汽船のフェリー「あいらんど」に乗船しました。船内は近距離航路の為、座席と自販機のみでした。船内は禁煙ではないようです。船内は私を含めて3人だけでした。乗用車が6~7台乗っていましたが、近距離のせいか車から降りないようです…。

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 出港後、若い船員さんが乗船券(230円)を売りに来ました。外部デッキで沖止めされている先程乗船していたフェリーはやとも2を撮影しているうち10分程で由良到着。乗船券は違う船員さんに回収されました…。

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 由良港は、まさにのどかな島の集落で何もありません…。すぐ近くにAコープがありましたが、早朝のため開いていません…。ただ、海の透明度が高いのには驚きでした。 

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 折り返し、7時7分由良発で高浜へ戻ります。ただ、乗船客は先程とは違い通勤客が20人程乗っています。出港後まず沖止めしている関西汽船の「フェリーくるしま2」とすれ違った後、ちょうど松山観光港を出港したダイヤモンドフェリーの「さんふらわあこがね」や中島汽船のフェリー「なかじま」とすれ違い、思わず撮りまくりました。すれ違いで遠回り行きより時間がかかって高浜港到着。ちょうど中島汽船の高速船「いそかぜ」が出港しようとしていたので、すかさず撮りまくりました。船好きの私には、まさにウハウハです(^^)。 

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 高浜駅より伊予鉄道で2駅目の港山駅まで乗り、古い町並みを抜け渡船「三津の渡し」に乗船しました。「三津の渡し」は松山市の市道扱いの為、無料で乗船出来ます。直線距離で100m程の距離を航行するまさに渡し船です。ものの1~2分で対岸へ渡り、港山港から10分ちょいで三津浜港に着きました。たぶん、伊予鉄道三津駅から歩くより近いと思います。 

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 三津浜フェリーターミナルは、前回6月に来た時より団体客がいるようで賑わっていました。どうやら私がこれから乗船する防予汽船のフェリー柳井行に乗るようです。さっそく乗船手続を行いますが、乗船名簿はいらないようです。柳井まで片道3000円。前回乗船した6月より500円安くなっています。

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 今回乗船するフェリーは、「おれんじぐれいす」でさっそく乗り込みます。おれんじぐれいすの客室部分は2階建になっており、1階前部分はリクライニングシート、後ろ部分に座敷席があります。2階部分はラウンジになっています。売店は無く、ジュースとカップラーメンの自販機があります。最近問題になっている飲酒運転の問題のせいか、あいにくビールの自販機はありません…。

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 出港後、中島汽船のフェリー「じんわ」とのすれ違いを撮影した後、ネットで知り合ったこのフェリーの機関士をされている20代若手のKさんと待ち合わせし、仕事の時間の 合間30分弱程船談義で盛り上がりました(^^)。その中で、若い船員さんが辞めてしまっている事や賃金カット、先日廃止になった呉松山フェリーの船員さんが防予汽船に入っている事等瀬戸内海のフェリーが非常に厳しい事を教えて頂きました…。Kさん本当にありがとうございましたm(__)m。

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 Kさんと別れた後船室に戻ると、座敷席で団体客2グループが酒盛りで盛り上がっていました…。1グループは、貸し切りバスでフェリーに乗り込んだ団体客ともう1グループは大学のゼミ旅行のようです。船内は50人以上は乗船しているようで、賑やかなのはいい事です(^^)。そんなうちにうとうと寝てしまったようで、目覚めた時には柳井の近くでした…。 

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 柳井港到着までは、ずっと外部デッキに出て、僚船「おれんじまーきゅりー」を撮影し、この航路のクライマックス「周防大橋」の通過を撮りまくりました…。なお、防予汽船のフェリーは、フロントの両端に外部デッキがあります…。たぶん、フロントに外部デッキがあるフェリーは、オーシャン東九フェリーと防予汽船だけと思います…。 周防大橋を通過し、10時50分柳井港到着。柳井港から歩いて2分程の柳井港駅へと向かいました。

続きはまた明日書きたいと思います。以上、naitya2000でした。